3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

欧州でのコミュニケーション

となりのロンドン婦人5「今話したくないわ」

少しの出会いが色々なことを気づかせてくれることがある。 ロンドン時代の隣人マルシアおばあちゃんはそんな女性だった。 ある日、出かけようと玄関先に出ると、 マルシアおばあちゃんの家の前に見知らぬ車が停まった。 誰かしらと見ていると、 一人の女性が…

となりのロンドン婦人4 英国流ユーモア!?

大きなお腹の妊婦で、2歳と6歳も連れて バルセロナからやってきた私を 隣人のマルシアさんは気にかけてくれているようだった。 でも彼女はどこか凛としたところがあって、 べたべたした付き合いのしない人のようであったから 特にお茶に行き来する~という…

となりのロンドン婦人3「あやまらないで」

同じUKに勤務している友人家族を ウェールズからロンドンの自宅に迎えたある日、 我が家の裏庭ではお決まりのバーベキュー。 大人同士はビール片手におしゃべりしながら 切ったり塩ふったり焼いたりつまんだり。 子どもたちはテレビゲームで大盛り上がり。 …

となりのロンドン婦人2 庭より始めよ

イングリッシュガーデンを誇るイギリスだけあって、 ご近所さんたちの庭はそれぞれにすてきで。 特に渡英したのが6月だったので、 え、、薔薇ってこんなにどこでもあるの??ってくらい どの家からも色とりどりのバラが咲き乱れる事態。 子どもの学校送迎の…

となりのロンドン婦人1 引越しのごあいさつ

ロンドンに引っ越してきてすぐ、 荷物も片付かないうちに 夫と隣人へのご挨拶へいった。 引越しでのご近所への挨拶に モノを渡すのは日本流と知りつつも、 されて嫌な気持ちにはならないだろうと判断。 バルセロナで買っておいた スペイン産オリーブオイルの…

窓からバルセロナをのぞいてみたら

我が家の欧州生活が8年目に入った。 やっぱり最初に暮らした街の印象は鮮烈で。 バルセロナで観察したことを今日はご紹介。 --- バルセロナで住んでいたマンションは キッチンの前に窓があって、 そこから外を見るのが本当に楽しかった。 うちは日本でいう…

人を称賛するのが上手な人たち

4年前、ロンドンのNHS病院(国営医療サービス)での 水中出産を体験することとなり、 出産当日、驚いたことはいっぱいあったのですが、 とても印象的だったことの一つが、 助産師さんがくれる「ほめ言葉」のシャワー。 最後の段階でがんばっているとき。 無…

知らないひとに気軽に意見を求める人たち

欧州で暮らしていて面白いことの一つに、 知らない人に気軽に話しかける、ということがあります。 あるときは、 ロンドンのショッピングセンターの洋服店。 私がTシャツを手に取って、 鏡で見たりしていよいよ買おうかなと思った時、 横にいた同じTシャツを…

日本で外国人に道を尋ねるかどうか

もし日本で道に迷って、 誰かに聞きたいな・・と思った時、 向かいから金髪の外国人が歩いてきたら、 その人に声をかけるだろうか。 「すいません。 この住所ってここで合ってますか?」 なんて。 多分、声をかけないだろう。 観光客かな?くらいに思って、 …

チェコのサンタさんに教えてもらったこと6

ドレスデンからプラハへ。冬旅行記。これまでのお話(1~5話)ーーーー チェコのサンタさんに教えてもらったこと1 - 3児のママが見たヨーロッパ チェコのサンタさんに教えてもらったこと2 - 3児のママが見たヨーロッパ チェコのサンタさんに教えてもら…

チェコのサンタさんに教えてもらったこと5

まじですか・・・ 娘が峠を越えたと思ったら、 末っ子が熱い。 ありがたいことに機嫌はそこまで悪くない。 けれど熱い。 うーむ・・・ 何事も計画して、 予定通りいくことが好きな夫は、 なんだかすでにお疲れ気味。 楽しみにしていた観光がみんなでできない…

チェコのサンタさんに教えてもらったこと4

旅先でのクリスマスイブがマック三昧・・・ 宿で熱を出している娘・・・ クリスマスマーケットは見物前にすでに撤収作業・・・ 家族の雰囲気はいまいち・・・ 凹み要素いっぱいだったが、 この状況を悲観せず 受け入れることに努めた。 翌朝には、 マックの…

パリが大嫌いなおじさんの話3

前々回のお話はこちら↓ tomo-rainbow.hatenablog.com 前回のお話はこちら↓ tomo-rainbow.hatenablog.com そのフランス人のおじさんは、 私と会うたびにパリを悪く言うのだが、 それは私が外国人だから言いやすかったんだろう。 「今日はあたたかくていいです…

パリが大嫌いなおじさんの話2

前回のお話はこちら↓ tomo-rainbow.hatenablog.com この同じマンションのおじさんは、 会うたびに私に積極的に話しかけるようになった。 How are you? Good,you? 大抵のひとはいいことしか言わないものなのだが、 このおじさんだけは、ここから愚痴が始まる…

パリが大嫌いなおじさんの話1

パリの自宅マンションのエレベーターで よく乗り合わせるおじさんがいる。 おじさんは私よりはだいぶ年上で、 目を合わせて柔和に挨拶してくれる人だった。 乗り合わせた足の悪いおじいちゃんに手を貸したり、 年上のマダムに丁寧に挨拶したり、 いつも紳士…

YESとNO返事の仕方で感じる文化の違い

外国の人と英語などで会話をするときに気を付けた方がよいのが YesとNoの返事。 へ?単純では?と思いきや 日本式に返事をしてしまうと、あれれ?? 混乱を招くことがあります・・・ 正直いまだに慣れません・・・ 例えば、 「それいらないの?」 と聞かれた…

陽気な運転手ルディさんの涙

夏休み明けて新学期から、 こどもたちの通学バスの運転手さんが ポルトガル人のルディさんに替わった。 学校が契約しているタクシー会社の運転手さんたちの顔ぶれは 大体把握しているが、彼のことは一度も見たことがなかった。 新しく契約した人なのかな? …

フランス語のずきゅんワード

こちらの人は知らない人同士でも、よく声をかけあうのだが、 代表的なのが、体や荷物が相手に触れたときや、 相手の道をふさいでいた、なんて時に、 「Pardon! パードン」と声を発すること。 フランス旅行しただけでも何回聞くか分からないだろう。 私は学生…

ポーランドからきたパリの運転手さん

海外でタクシーに乗るときはどうも緊張する。 密室だし、やはり感じの良い人がいい。 他にも、 最短の道を通ってくれるだろうか・・ ぼったくられないだろうか・・ と基本的な心配も。 それに、私はもともとおしゃべり好きなので、 タクシーでは世間話でもし…

魔法の言葉「マダム」

パリに住んで一年になる。 フランス語のレベルは挨拶とスーパーのレジ通過可能レベル・・ マルシェで込み入った会話とかはできない・・ 大抵のことを笑顔とジェスチャー、それに推測とウィで乗り切っている(笑) 以前住んでいたバルセロナで使っていたスペイ…

バルセロナで見た挨拶習慣2

バルセロナではいつでもHola!と互いに挨拶すること以外にも、 「目と目で会話する」という楽しい体験を日々させてもらったと思う。 特に、ベビーカーを押したり、子どもと手をつないで歩いていると、 かなりの確率で、向かいから来た人と目が合う。 また改め…

バルセロナで見た挨拶習慣1

バルセロナで暮らして好きだったことは ありとあらゆる場面で、親しい親しくないに関わらず、 必ず声に出して挨拶をするということだ。 それもどんな時間帯、どんな相手でも オラ!(Hola!)と声をかければよいのである。 スペイン語を習いに行って、 こん…