草むしりにドイツ式とフランス式がある!?
小学校のときの先生はそれぞれに
一生懸命授業してくださって、
それらは少しずつ蓄積されていったのだと思うのだけど、
大きくなって覚えていることと言えば、
ごくごく一部で、だいたい変なことばかり。
今日紹介するのは、
小学校の掃除時間先に先生が教えてくれたことだ。
その日は何か特別な掃除の時間だったようで、
教室ではなく、
外の体育館周りの雑草取りをみんなでしていた。
その時、近くにいた同じ学年の男の先生が
こうおっしゃった。
「おーい。
こうやって芝生の上だけむしり取るのが、フランス式!」
と雑草を根元でちぎる。
そして、
「こうやって根っこまで引き抜くのがドイツ式!」
と土と根っこが付いた雑草を高くかかげた。
「フランス式じゃなくてドイツ式でぬくんだぞ~」
へえ。
フランス人は上だけとって
ドイツ人は根っこから取るんだあ
どこからの情報なんだか、
先生の独自の?比喩表現なんだか全然分からない。
はっきり言ってフランス人に怒られそうである(笑)
でも、例えが面白いなって
やっぱり家に帰って母に
「草取りにフランス式とドイツ式があるんだよ~」って
マシンガントークしたものだ。
先生はその後も男子に
「はい、それはフランス式!」なんてつっこみながら
草むしりを仕切っていた。
外国なんて知らない小学生時代の思い出。