3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

草むしりにドイツ式とフランス式がある!?

小学校のときの先生はそれぞれに

一生懸命授業してくださって、

それらは少しずつ蓄積されていったのだと思うのだけど、

大きくなって覚えていることと言えば、

ごくごく一部で、だいたい変なことばかり。

 

 

 

今日紹介するのは、

小学校の掃除時間先に先生が教えてくれたことだ。

 

 

 

その日は何か特別な掃除の時間だったようで、

教室ではなく、

外の体育館周りの雑草取りをみんなでしていた。

 

 

その時、近くにいた同じ学年の男の先生が

こうおっしゃった。

 

 

 

「おーい。

 こうやって芝生の上だけむしり取るのが、フランス式!」

と雑草を根元でちぎる。

 

 

 

そして、

「こうやって根っこまで引き抜くのがドイツ式!」

と土と根っこが付いた雑草を高くかかげた。

 

 

 

「フランス式じゃなくてドイツ式でぬくんだぞ~」

 

 

 

へえ。

フランス人は上だけとって

ドイツ人は根っこから取るんだあ

 

 

 

どこからの情報なんだか、

先生の独自の?比喩表現なんだか全然分からない。

 

 

 

はっきり言ってフランス人に怒られそうである(笑)

 

 

 

でも、例えが面白いなって

やっぱり家に帰って母に

「草取りにフランス式とドイツ式があるんだよ~」って

マシンガントークしたものだ。

 

 

 

先生はその後も男子に

「はい、それはフランス式!」なんてつっこみながら

草むしりを仕切っていた。

 

 

 

外国なんて知らない小学生時代の思い出。