3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

2016-01-01から1年間の記事一覧

通勤地獄@日本

妊娠の経過は人それぞれ、とはいえ、 首都圏のあの満員電車通勤というのは、 健康な大人でも辛いのだから、 まして妊婦や、 その他心身の病気を抱えた人には本当に酷な場所だなと思う。 第一子妊娠中にはまだ仕事をしていて、 私は田園都市線を端から端まで…

無痛分娩か自然分娩か@日本

9年前の1人目の出産は、 当時住んでいた家から最寄りの産院だった。 それがたまたま、日本では珍しく無痛分娩を薦める産院で、 無痛で産みたい妊婦さんが遠くからもやってきているようだった。 この産院の看板には、 各種分娩方法取り扱いと書いてあり、 無…

とにかく素敵なイギリス婦人のおうちのこと

ロンドンでの家探しで、 イギリス人がいかに絨毯好きかが分かった。 (しかもwall to wallの敷き込み!) 見れば、絨毯専用掃除機も普及していて。 そういえば、掃除機のダイソンは アメリカブランドだと思っていたらイギリス発だそうで。 絨毯王国→→→ダイソ…

イギリス人は絨毯がお好き

バルセロナからロンドンへの引っ越しが決まって、 家探しに渡英し、不動産やさんと家を回って驚いたことの一つが、 イギリスが絨毯王国であること。 部屋一面、いや、一歩入った玄関から階段、各部屋にいたるまで すべて敷きこんでいる家が多いことだった。 …

バルセロナで見た3人家族のシルエット

バルセロナに来て最初の仕事は、娘を学校に朝夕送迎することだった。 4歳の娘の手を引き、8か月の息子が乗ったベビーカーを押しながら、 朝の通勤通学で混雑するバスに乗る。 とても混んでいても、ベビーカーでおずおずと進んでいくと、 自然と道をあけてく…

育児書よりためになった老夫婦の言葉@日本

第1子妊娠中の話。 仕事が産休に入ったらどんどんお腹が膨らむから不思議である。 臨月は夏だったし、誰も目からも妊婦であることは明らかだった。 1人で電車に乗っていると、いかにも品の良い老夫婦が乗ってきた。 目と目が合って微笑みあう。 私の隣に奥…

バルセロナで見た挨拶習慣2

バルセロナではいつでもHola!と互いに挨拶すること以外にも、 「目と目で会話する」という楽しい体験を日々させてもらったと思う。 特に、ベビーカーを押したり、子どもと手をつないで歩いていると、 かなりの確率で、向かいから来た人と目が合う。 また改め…

バルセロナで見た挨拶習慣1

バルセロナで暮らして好きだったことは ありとあらゆる場面で、親しい親しくないに関わらず、 必ず声に出して挨拶をするということだ。 それもどんな時間帯、どんな相手でも オラ!(Hola!)と声をかければよいのである。 スペイン語を習いに行って、 こん…

掃除の行き届いた街はどこ?

バルセロナからロンドンへ引っ越したとき、 ロンドンって汚いかも??と思った。 道を歩くと、レジ袋に入った食べかけのテイクアウトや、 空き缶などごみが散乱している光景もちょこちょこ目に入る。 ぱっと見、レトロな景観の閑静な住宅街でも、 ひとたび管…

スペイン人のおうちは片付いている3

バルセロナ暮らしで、印象的だったことの一つは モップ。 どこでも誰でもモップ。 モップって、あの、床磨きのモップ。 モップはスペイン人が考案した掃除用具だそうで、 スーパーに行けば、柄から床のタイプに合わせた先端部分まで 各種置いてあった。 当時…

スペイン人のおうちは片付いている2

その美容師さんが 「スペイン人の家は 突然の来客でもどうしてリビングがこんなに片付いているのか」 と現地の友人・家族に聞いたところ、 「リビングはいつでも人を招けるパブリックスペース。 子どものおもちゃや色彩の悪いものは置かない」 との返事だっ…

スペイン人のおうちは片付いている1

日本の場合、子どもが小さいと、 目の行き届くところで遊んでほしいと、 リビングで遊ばせている方は多いと思う。 我が家も長女を育てている頃は、 リビングとそれに続く和室におもちゃや絵本をしまっていた。 それなりに片づけていても、散らかすのはあっと…

はじめまして

パリ在住、3児の母です。 「ちゃんとお母さんをやってみたい」 そう思って、 第1子出産を機に、天職だと思っていた仕事を辞めたのは10年前。 理想に燃え、専業主婦になるのは簡単でしたが、 私にとって、専業主婦で居続けることは容易ではありませんでし…