3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

YESとNO返事の仕方で感じる文化の違い

外国の人と英語などで会話をするときに気を付けた方がよいのが

YesとNoの返事。

 

へ?単純では?と思いきや

日本式に返事をしてしまうと、あれれ??

混乱を招くことがあります・・・

正直いまだに慣れません・・・

 

 

例えば、

 

「それいらないの?」

 

と聞かれた場合、日本語では、

 

「うん。いらない。」

 

と最初の返事は Yes で答えます。

うんと、うなづくときだってありますよね。

 

 

でも、英語で

 You don't need it ,do you?

 

と聞かれたら、返事は

No,I don't

 

〈いらない〉という自分の意見に基づいて、

〈NO〉で返事を始めるのです。

 

 

これが簡単なようでとっさに言えないんですよ・・・

つい相手のいらないよね?に対して「うん(いらないよ)」と首を縦に振ってしまう・・

そして、相手にあら要るのね!と思わせるという・・

 

私たちが「うんいらないよ」と言うときの「うん」は

あなたに同意していますよ、という意味ですよね。

外国人のお母さんと話していて、

うんうんそうそう!と同意しまくってると、

え??

となる場合があるんです。

 

 

返事の仕方で文化の違いを感じます。

 

日本語は相手の質問内容に対して<同意するかどうか>で返事をする。

英語は<自分の言いたいこと>に基づいて返事をする。

ってところでしょうか。

 

 

6歳の息子はいつも家で日本語しか話しませんが

インター校に通っている影響か

会話しているとたまに私とズレが生じます。

 

私「ねえ、これもう食べないの?」

 

息子:頭を横にふる

 

私:「なんだいるのね」

 

息子:「いらないってば」

 

・・・・・・みたいなことです。

 

 

外国語で人と話すときには、

自分を主体にして返事をするぞーとものすごく意識しています。

相手に合わせるのではなく、自分の意見。

いい訓練かも!?