3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

となりのロンドン婦人3「あやまらないで」

同じUKに勤務している友人家族を

ウェールズからロンドンの自宅に迎えたある日、

我が家の裏庭ではお決まりのバーベキュー。

大人同士はビール片手におしゃべりしながら

切ったり塩ふったり焼いたりつまんだり。

 

 

子どもたちはテレビゲームで大盛り上がり。

焼けたらダーッときて食べる。

満腹になったらまたソファーにダーッと戻る。 

 

 

陽は長くまだまだ明るい。

あーたのしい!

 

 

親も子も楽しい最高の夜を過ごした翌日、

隣のマルシアおばあちゃんと庭先で会った。

 

 

「昨日はだれか来ていたの?」

 

 

(ハッ、、きっとうるさかったんだ!)

 

 

咄嗟にそう思った私は、

 

 

「あ、、そうなんです。

 ウェールズから友人家族が来ていて。

 うるさくしてごめんなさい」

 

 

と謝った。

すると、彼女はこう言った。

 

 

 

 「No,no,no!やめてちょうだい!

 楽しそうだなあと思って私までうれしい気持ちでいたの。

 そんな風に謝ってほしくないわ」

 

  

 

へ・・・!!?

 

 

 

そうだったのか。

予想外の答えだった。

きっと怒られるんだと思い、

反射的に謝ってしまった自分がいた。

 

 

 

あやまる私に「そういう風に思ってほしくない」と

ぴしゃっと言ったおばあちゃん。

他意のない彼女の言葉に

先回りして反応してしまったことは失礼ですらあった。 

 

 

彼女のおおらかさを感じた出来事は

他にもあった。

 

  

夏休みのとある夕暮れ時に

近所の家から大音響の音楽が聞こえてきた。

そんなことは初めてだった。

なにかのイベント?

ちょっとムーディで洒落た大人の音楽で悪くない。

 

 

音源はどこだろうと思ったら、

3軒先にある若者がルームシェアをしている家からであった。

どうも庭でパーティが始まるらしい。

 

 

その翌朝。

マルシアおばあちゃんは私にこう声をかけてきた。

 

 

「ねえ、昨夜の音楽きいた?」

 

 

「ええ、結構大きな音でしたよね」

 

 

隣人の苦情を聞く準備をしていたら 

マルシアおばあちゃんは宙を見上げ、

今、音楽を聞いているかのようなうっとりした表情で言った。

 

 

「とってもよかったわよね~

 夏がきたって感じがしたわ~」

 

 

ご近所からの夜間の音に対して、

こんな風に反応する一人住まいの女性を

私は素敵だと思った。

 

 

 

その夜、マルシアおばあちゃんの家から

珍しく大きなボリュームで音楽が聞こえてきた。

しかも結構ファンキーな曲じゃないか。

意外すぎる・・

私はくすっと笑った。

 

 

 

一見、堅物の校長先生みたいな彼女が

のりのりでリズムをとっている姿を想像できた。

 

 

 

うん。マルシアおばあちゃんの言う通りだ。

彼女がたのしそうなのを想像して私までにこにこしていた。

人が幸せそうってこっちまでうれしいもんなんだな。

 

 

 

騒音としてとらえることもできた夜の音楽。

それを楽しんでいたことを教えてくれたマルシアおばあちゃん。

 

 

「自分の人生をちゃんと楽しんでいるから、

 人が人生を楽しんでいることも尊重できる」

 

 

そんなことを教えてもらった気がするのだ。

 

となりのロンドン婦人2 庭より始めよ

イングリッシュガーデンを誇るイギリスだけあって、

ご近所さんたちの庭はそれぞれにすてきで。

特に渡英したのが6月だったので、

え、、薔薇ってこんなにどこでもあるの??ってくらい

どの家からも色とりどりのバラが咲き乱れる事態。

 

 

子どもの学校送迎の帰り道などは

石畳を長男のベビーカーを押しながら、

大きなお腹のために休み休み、

各家庭の庭で目の保養しながら歩いていたのを思い出す。

 

 

西ロンドンの景観保護地区であるこのエリアは、

シェークスピアの時代を彷彿とさせる「モックチューダー朝」と呼ばれる

築90年以上の家が立ち並んでいる。

 

 

外観を勝手に変えてはいけないので、

個人宅も集合住宅もレトロな雰囲気で統一されており、

緑地の芝生の管理もすばらしく、

その光景は、時におとぎの国に迷い込んだような錯覚さえ覚えたものだ。

 

 

なので・・・

空き家は一目で分かる。

庭がボーボーだからだ。

 

 

 

私たちの新居もしばらく空いていたわけで、

確かにうーーーん。

手入れされた周りの庭と比べると、

浮いている・・・

 

 

 

前庭の芝生は伸び切った状態で長さもまちまち、

裏庭の薔薇もそれはそれは大きな花だったが、

茎が長すぎて不格好なようでもあった。

 

 

 

芝刈り機をした方がいいよな~

てか、これって雑草??それとも植えてあるやつ??

なんて園芸ド素人の会話を夫婦でしていると、

隣人のマルシアおばあちゃんがさっとやって来て言った。

 

 

 

「庭はどういう予定かしら?

 手入れの道具は持っているの?

 なかったらうちのを何でも貸すから言ってちょうだい」

 

 

 

あはは。

こりゃ、暗に「汚いから早くきれいにして」ってことだな。

 

 

 

部屋を片付け終わる前に、庭からか。

かくしてガレージから引っ張り出してきた芝刈り機が始動。

ウェールズから引越しの手伝いに来てくれていた

会社の同僚Aさんは芝刈り係となったのでした。

 

 

 

その後Aさんから聞いたのは、

イギリス人にとって「前庭はその家の顔だ」ということ。

日本人は大きな裏庭の手入れを先にやりがちなのだが、

順番としては前庭からなんだと。

 

 

 

なるほど。

彼らにとってはまず整えるべき場所なんだな。

コミュニティの一員になるという意味でもそうなんだろう。

 

 

 

それにしてもマルシアおばあちゃんが

機を逃さず、すかさずやって来た姿は印象的だった。

ありゃ家から見てたな(笑)

となりのロンドン婦人1 引越しのごあいさつ

ロンドンに引っ越してきてすぐ、

荷物も片付かないうちに

夫と隣人へのご挨拶へいった。

 

 

引越しでのご近所への挨拶に

モノを渡すのは日本流と知りつつも、

されて嫌な気持ちにはならないだろうと判断。

 

 

バルセロナで買っておいた

スペイン産オリーブオイルのミニ瓶。

そこに、ごく簡単なご挨拶と、家族全員の名前、

それと連絡先として夫の携帯番号を書いた

和テイストの桜の模様のカードを添えた。

 

 

小さい子連れでの初の戸建て生活。

もうすぐもう一人増えるし、

いい方だとよいなあと期待しつつ、

夫とドアをノックすると、

 

 

出てらしたのは、

背が高く、姿勢がよく、

こざっぱりした金髪のショートカットに眼鏡の貫禄あるマダム。

勝手に「校長先生ぽい!」と思って、

とたんに生徒のような気持ちに・・・・

 

 

一人暮らしだという彼女は

どことなく厳しさも感じせる風貌だったが、

話してみると意外とフランクで、

私たちが日本人でこんな経緯でここにきましたなんて話を

とってもよく聞いてくれた。

 

 

そして最後に

「ちょっとしたプレゼントです」とオイルを渡すと

予想外だったようで、目を丸くして、

とびきりの笑顔で喜んでくれた。

 

 

おお!!よかった!!!

まさかの効果を発揮(笑)

 

 

イギリスらしいなあと思ったのは、

その翌日。

 

 

我が家の郵便受け(ハリーポッターの家の扉みたいなやつ)に

白い封筒がするっと入っていた。

 

 

床から拾い上げて封を開けると、

優雅なグリーティングカードにこう書いてあった。

 

 

「あなたたちのような家族が来てくれてうれしい。

 この美しい街はあなたたちを歓迎します マルシア」

 

 

このマルシアおばあちゃん(と家族で呼んでいた)に限らず、

イギリスの人は今でも比較的カードをよく使うのじゃないだろうか。

実際イギリス国内には素敵なデザインのカードが

駅でもスーパーでもどこでも豊富に売られている。

 

 

そういえば、次に引っ越した先のパリの本屋さんでも

あら素敵~!と思ってカードをひっくり返すと、

 Made in England

 って書いてあったことがよくあったな。 

 

 

ロンドンの隣人、マルシアおばあちゃんは

その後もクリスマス、イースター、出産祝いなど

なにか機会を見つけては、

前庭を横断してきて、

我が家にするっとカードを入れてくれた。

 

 

郵便屋さんいらずのグリーティングカード。

その気軽な習慣にほっこりしたものでした。

母カフェParis☆閉店のご報告

読んで下さっているみなさまへ

 

 

前回の更新から随分時間が経ってしまいました。

ごめんなさい。

 

母カフェメンバーの皆さん、

母カフェにお問合せくださった皆さん、

そしてよくブログを発信していたFacebookで繋がっている皆さんへは

すでにお知らせしたのですが、

この夏の間に夫に転勤の辞令があり、

母カフェParisを閉店いたしました。

 

 

先月下旬に日本に戻り、

昨日やっと自宅にインタ―ネットも繋がり、

落ち着いてパソコンの前に座っているところです。

 

 

夏前からそろそろ(異動が)怪しいな~という雰囲気はあったのですが、

組織的に正式決定していないことを

こうなるかも知れないなどとここで書くわけにもいかず・・・

 

 

かといって、正式な辞令はぎりぎりに出るため、

それを待っていると、

私は来てくださっていた皆さんにお別れも言えず、

バカンス明けに皆さんがパリに戻られたら、

私たちはすでに消えているという状態になりかねない・・・

 

 

というわけで、私の判断で、

関係者のみ内々に6月で一旦閉店しますとご連絡し、

7月2日の夏祭り(お別れパーティー)をもって

幕引きとさせていただきました。

 

 

通常営業の最終月だった6月は

ここでもご案内していた

 

☆ブラタモリパリ編案内人森田けいこ女史による歴史カフェ

☆3児のママワイン講師ゆみさんによるワインカフェ

 

に加えて、リクエストいただき、私が講師となった

☆私らしく生きるためのコミュニケーション学カフェ

をねじ込みました(笑)

 

 

手前味噌で恐縮ですが、

いずれの回も、個性際立ち、

講師と参加者のコラボレーションがすばらしく、

濃く、楽しく、幸せな会でした。

定番化してもっと継続したい!と思えるものばかりだったんです。

 

 

参加後、参加者の皆さんが

「しあわせでした~」

「たのしすぎました!」

「まだ余韻にひたっています!」

などと感想を。

それが翌日になっても飛び交い、

やたら余韻が長いという。。

 

 

講師としていきいきと語るお母さん、

前のめりで参加し、質問しまくるお母さん、

目を輝かせるお母さん、

うなるお母さん、

大笑いするお母さん、

涙があふれるお母さん。

たくさんの素敵な顔が今も浮かびます。

 

 

よりによって母カフェの最終月に

「これからも継続的に展開していけるなあ」と

思わせてもらえるような場ができたのは皮肉なようでもあります・・

が、どの回も母である女性たちがいきいきと輝く、

有終の美を飾るにふさわしい、

母カフェのエッセンスが凝縮されたような一か月でした。

(へとへとながらしあわせな爽快感が半端ない!)

 

 

長きにわたる主婦生活でいつの間にか自分らしさを失い、

どん底まで落ち込んでいたパリ生活から、

コーチングを受けて自分を知ることでエネルギーが回復し、

ふわふわと身軽になった頃に始めた母カフェ。

 

 

最初は口コミ、そして地元の掲示板への書き込み、

そしてあっという間に1年9カ月。

92名のお母さん方とご縁ができ、

参加延べ人数は300名を越えました。

 

 

母カフェは母である女性の集まりでしたが、

その中でも多様性があり、

わたしのように駐在の帯同できているお母さんだけでなく、

現地で働くお母さん、

現地の方と結婚されて育児されているお母さん

日日カップルだけどパリに住んでいるお母さん

など多岐にわたる方々がバランスよくミックスしていました。

 

 

ゆるーくつながって、でもふかーく話せる場、母カフェ。

 

 

根源的な話、ふかーい話になると

どんな立場かなんて気にならなくなっちゃうんですよね。

みんな一緒の部分が多くて。

共感の嵐が巻き起こるわけです。

そして、誰かが「お!」と思うような一言をくれる。

違うから世界は面白い。

 

 

< いい母よりしあわせな母になろう >

 

 

という私の隠された思い(自分の実感)が

この活動を通じて

皆さんに届いているといいな。

 

 

 

最終回となった7月2日の夏祭りは事実上のお別れ会でした。

くしくも、会場となったパリ16区のカフェ山茶花さんも閉店を決められ、

一緒に幕引きしたような感じがあります。

でもともに次のステージに向かって。

そんな気がしています。

ミカさん、サユリさんありがとう。

 

 

会場で、参加者の皆さんからいただいたパリの写真集。

熱い寄せ書きがいっぱいでどのメッセージもうれしく拝見しました。

もちろん、ここに書けなかった方がいることも承知しています。

個別にメッセージをくださった方も、

静かに見守って下さった方も、

本当にありがとうございました。

 

 

そして・・

ブログでのみ見てくださっていた方の中で、

母カフェの次なる予定を楽しみにしてくださっていた方がいらしたら

このようなご報告になってしまいごめんなさい。

 

 

すばらしい楽しいご縁をパリでもたくさんいただいたので、

オンラインで?リアルで?

これから日本でどう活動できるのか考えてみますね。

(こんなことやってほしい!という声も募集中です)

 

 

母カフェ立ち上げのきっかけをくださったAさん、

立ち上げ前から熱烈応援して手伝ってくれた4児の母Aさん、

絵本を寄贈してくださったインターのママたち、

絵本貸出しの管理スタイルを作ってくださったSさん、

「いらっしゃる方々のために使ってください」と気前よく

赤ちゃんグッズなど寄贈してくださった皆さん、

クリスマス会で最高に楽しい時間を共有してくれた運営委員の皆さん、

口コミで輪を広げてくださった皆さん、

これまでのご支援本当にありがとうございました。

 

 

そして母カフェに参加してくださった皆さん。

皆さんが思い切って、

知らない人の家を訪ねてくださったおかげで、

なにより私自身が救われていたのです。

楽しい場づくりに加わってくださったこと

心より感謝申し上げます。

 

 

よい母よりしあわせな母になろう

母カフェParis 

2017.10-2019.07

たかやまともこ

母カフェParis☆6月の予定

みなさんこんにちは。

パリで育児中のお母さんを応援するサロン

<母カフェParis>のともこです☆彡

 

 

日本はとても暑い日が続いているようですね。

五月晴れって30度じゃないですよね・・・

パリはヒョウが連日降ったり、晴れたり、曇ったり。

こちらはこちらで変なお天気でした。

ここ数日はとてもいいお天気で気分がいいです。

 

 

このところ、出会いも広がって、

周りの皆さんのエネルギーも感じて、

わくわくと暮らしていたはずが、

身体から色々とサインが出まして、

人生初のCTなど撮ったり・・

初めての体験に戸惑う今日この頃です。

 

 

ある意味、自分が40代ということを自覚しました。

20・30代のように勢いだけじゃいかんのだなと。

心だけでなく、

器である体もいたわってあげないといけないのだなと

つくづく実感中です。

 

 

みなさんも自分の身体を酷使していないかな、

なにか小さなサインは出ていないかなって

たまには立ち止まってみてくださいね。

 

 

さて、来月の告知が遅くなってごめんなさい。

 

6月はいろいろやりますよ。

「おしゃべり座談会」1回と

「ママセミナー」は2回実施予定(3回になるかも)です。

 

 

母カフェにご興味あります方、

以下ごらんくださいね。
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6月おしゃべり座談会 ※満員御礼

◆日時 6月11日(火)10時ー12時

◆場所 パリ15区 ※詳細はお申し込み時にお伝えします。

◆内容 母カフェネームプレートを作成して自己紹介しつつおしゃべりしましょう

◆対象 パリ近郊で育児中のお母さん(初参加・子連れ大歓迎!)

◆定員 毎回5組限定

◆参加費 1組5ユーロ(お茶付き)

◆申込方法 初めての方はcafedesmamansinparis@gmail.comまでご連絡ください。お名前、お連れになる場合はお子さんの年齢(月齢)、携帯電話番号、どなたのご紹介か(どこでお知りになったか)を書いてお申込みくださいませ。Facebookでも同時募集しております。先着順につき、参加していただけるかどうかをそれぞれ返信いたしますね。
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6月のママセミナー

その1

歴史カフェ~ブラタモリ案内人森田けいこさんに聞くノートルダム大聖堂~

◆日時 6月18日(火)10時半ー12時 ※満員御礼(キャンセル待ち可)

◆講師 森田けいこさま(文筆家・ブラタモリパリ編の案内人)

◆内容 パリの歴史からひも解くノートルダム大聖堂の位置づけと、そこに隠された秘密。子連れでも大丈夫。母カフェにて、ゆっくりと語ってくださいます。その後、質疑応答含めたお話会も。ブラタモリの裏話も聞けるかも!?

◆対象 これまで母カフェに参加したことがある方

◆定員 10名程度

◆参加費 お一人20ユーロ

◆お問い合わせ&お申込みはFacebookグループまたはメールにて。

 

その2

ワインカフェ~Yumiさんセレクトのワインでわいわいランチ~

◆日時 6月21日(金)11時-13時 ※満員御礼(キャンセル待ち可)

◆講師 自宅でワイン教室を主宰している母カフェメンバーYumiさん

◆内容 Yumiさんがセレクトした気軽に楽しめるフランスワインとチーズ、そして各自持ち寄ったおつまみで、わいわいと飲みながら、ワインのあれこれお答えします!といういわば母カフェ昼飲みの会です♪

◆対象 これまで母カフェに参加したことがある方(子連れ大歓迎)

◆定員 6名さま

◆参加費 25ユーロ(おすすめワイン5種&チーズ付き)

◆お問い合わせ&お申込みはFacebookグループまたはメールにて。

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6月の母カフェでお会いできるのを楽しみにしています!

明日もすてきな一日になりますように☆彡 

 

母カフェParis☆5月の予定

みなさまこんにちは!

パリで育児中のお母さんを応援するサロン

<母カフェParis>のともこです。

 

 

桜も終わりを迎え、

平成という時代も終わろうとしている今日この頃。

いかがお過ごしですか?

 

 

最近、ほんとに実感しているのが、

時代の変わり目にいるということ。

 

 

タブレットを駆使する子どもたち。

私の情報源も、

新聞テレビから完全にネットへ移行していたり。

 

 

海外にいても、

SNSで遠くの人たちとつながり、

一緒に勉強したり、会話したり。

 

 

水を飲むな~という部活動が、

水を飲め~に。

 

 

どろどろした昼メロとか

もう観れない感じに軽やかになってきた心。

 

 

 

昭和は遠くなりにけり・・・

 

 

 

時代性ってあるんだなと。

古い価値観、古い習慣は時代とともに変化してきて。

その諸行無常の世界にあって、

普遍的と思われる事柄が、

多くの人たちによって守られ受け継がれ、

淘汰されず、生き残ってきました。

そういうのを<古典>と呼ぶのです、と大学で教わったな。

 

 

 

でも、ノートルダムは焼けました。

普遍と思われるものも不変ではいられないのだという現実。

 

 

窓から見えた赤々と燃えている火が、

ノートルダムの周辺ではなく、

<ノートルダムそのもの>から上がっていると確認したとき、

日本人の私ですら大変なショックを受けました。

 

 

 

ただ、

鎮火され、その悲しい現実を受け入れたとき、

世界中から人々の祈りが集まって、

今は、これは素晴らしく再生できるだろうという

気運が高まっているように感じます。

 

 

そういう意味では

「焼けたから、なくなった」

というものではないんだ、と。

 

 

そうか。

本当に大切なものは

形がなくなってもそこにあるんだ。

 

 

 

大切にしたいことがちゃんと見えるように、

大切にできるように、

今年の気分は<断捨離>です!(笑)

 

 

 

余計な感情や気分の重たくなるモノをどんどん手放す。

(自己嫌悪、自己否定、罪悪感、無価値感、他者批判、他者依存、過去への執着、夫やこどもへの執着、未来への不安・・・書いているだけで重い・・・)

 

 

 そして、

<今>にフォーカスして感じて、

<自分であること>を大切にして生きたい。

 

 

自分であることというのは、

自分の感覚・直感を大切にするということだと思っています。 

 

 

令和という新しい時代へ

軽やかに進んでいきたいな~と思います。

 

 

母カフェメンバーのみなさーん

一緒にこんまりしましょう!!!!

終わらないのです~

 

 

さて、

5月の「母カフェParis☆おしゃべり座談会」の告知です。

 

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◆日時 5月24日(金)10時ー12時 ※満席御礼

◆場所 パリ15区 ※詳細はお申し込み時にお伝えします。

◆対象 パリ近郊で育児中のお母さん(子連れ大歓迎)

◆定員 毎回5組限定

◆参加費 1組5ユーロ(お茶付き)

◆申込方法 初めての方はcafedesmamansinparis@gmail.comまでご連絡ください。お名前、お連れになる場合はお子さんの年齢(月齢)、携帯電話番号、どなたのご紹介か(どこでお知りになったか)を書いてお申込みくださいませ。Facebookでも同時募集しております。先着順につき、参加していただけるかどうかをそれぞれ返信いたしますね。キャンセル待ちも承ります。
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このところ恒例となった

ママのためのミニセミナー5月分は現在検討中です。

決まり次第、Facebook非公開コミュニティ

「子連れ座談会カフェ☆母カフェParis」にて告知いたしますね。

※このコミュニティは一度母カフェへご参加なさった方のみご招待しています。

 


★母カフェってなあに?という方へ↓↓

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

★母カフェをしていて感じること↓↓

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 

 

お母さん業は長期戦。

与えるだけが仕事じゃありません。

じぶんにもちゃんとお水をあげて、

じぶんを大切にしましょう。

 

どうぞよい一日をお過ごしください🌈

 

窓からバルセロナをのぞいてみたら

我が家の欧州生活が8年目に入った。

やっぱり最初に暮らした街の印象は鮮烈で。

バルセロナで観察したことを今日はご紹介。

 

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バルセロナで住んでいたマンションは

キッチンの前に窓があって、

そこから外を見るのが本当に楽しかった。

 

うちは日本でいう2階だったので、

街路樹の緑がちょうど目の前にゆらゆら見えるし、

道行く人たちの様子がとてもよく見える。

 

初めての海外生活だった私にとって

その窓から見えるものは、

すべてが新鮮で。

 

当時、へーっと思ったことを

書き留めていたので紹介しますね。

 

窓から見えたもの。

そして、

道を歩きながら見たものです。

※捉え方に主観が入っていると思うのでその点ご容赦ください。 

 

 

 【スペインの人たちの歩く様子】

・みんな歩く速度がゆっくりだなあ。

・ゆっくり一歩一歩、やや大股(いや足が長いだけ?)。

・みんな姿勢がいいなあ。

・走っている人が全然いない!(走ると、スリだと思われるくらい)

・集団で歩いている人もいない!(群れない)

・男女ペアで歩く率が高い!

・赤信号でも気にせず渡る!

・駐車場などから出てきた車を制止して、道を渡るときも決して急がない。お礼を言ったり、手で挨拶したりはしても、小走りしたりはせず、あくまで自分のペースで渡る。

・目が合えばにこっとアイコンタクトする率高し。

 

【母親たちの様子】

・抱っこ紐しているママをほとんど見ない(当時)。ほぼ全員ベビーカー。

・子どもを追いかけやすい恰好、汚れてもよい恰好というよりは、自分の好きな装い♪をしている。(ヒールで公園とかもあり)

・ご主人とペアでよく歩いている。仲良し(に見える)。

・歩道でヨチヨチ歩きの子をあまり歩かさない。よって、片手でベビーカー押しながら、我が子を追いかけている母親を見ない。移動中はおしゃぶりをさせて基本ベビーカー固定。緑地や公園に来てからおろす。(そのことを小さい時から本人に分からせている)

・カフェのテラスで、ベビーカーに子どもを入れたまま、足でゆらしながら、ゆったりお茶しているママ多し。

・子どもが生後一か月以内でも親や夫と外食や買い物などにお出かけしている。ベビーカーに入った赤ちゃんはどこでも周りに歓迎されている。

 

【こどもたちの様子】

・どんなに小さい赤ちゃんでも必ず靴を履かせている。

・新生児でも襟付きなどいわゆる「洋服」をきている。

・こどもたちは柄物やキャラクターものの服をあまり着ない。

 スタンダードなシンプルなもの。あわい色のきれいなもの。

・夜遅くまで明るいので、夜九時でも外でサッカーしていることも。

・あいさつはしっかりするように躾けられている。

・赤ちゃんはおしゃぶり必須。結構大きくても使っている子がいる。

・小中学生でもみんな赤ちゃんが好き。

・プリンセスドレスなどの恰好で公園で激しく遊んでいる。これは普通。

 

【男性の装い】

・ジャージにつっかけのような姿で歩いている人を見たことがない。

・男性のシャツにはお年寄りも含め、アイロンがビシ!っと、かかっている。

・カジュアルでもシックでも、色づかいがきれい。

 ハッとするようなきれいな差し色が入っていたり、

 さらに子どもや女性とさりげなく色が合わせてあったりして、

 計算して着ているのが分かる。

 

【女性の装い】

・スッピン&つっかけのような姿で歩いている人を見たことがない。

・若い子は凝った服装はしない。ジーンズ、Tシャツ&スニーカーやバレエシューズ。

・レギンスの上にスカートを履いたりはしない。レギンス単品勝負!

・夏場の潔い露出。焼けたデコルテ、焼けた足。どうだー!

 5.60代の女性も堂々と二の腕や素足を出す。ストッキングは履かない。

・マダムと呼べるような中年女性たちは「年甲斐もなく」という言葉とは無縁。

 自分をよく知って、個性的なおしゃれをしている人が多い!

 時にエレガント、時にセクシー、時にかわいらしく、見ているだけで楽しい。

・中途半端な高さのヒールは履かない。ペタンコか?ハイヒールか?二択!!

・秋が近づくと突如、全員シックになる。断然パンツスタイルに。

 あまり寒くなくても、ブーツ、パンツ、ジャケット、ストールが鉄板。

 ダークカラーでもニュアンスのある色が豊富。
 

【夏になると見えるもの】

・夏には、マンションのテラスや、緑地で焼いている人多発。

 マンションのテラスでトップレスで焼いてる人も。焼いてなんぼ。

・髪が濡れたまま出勤している女性が結構いる。朝シャン派が多いのかな。

 気候的にたぶんすぐ乾く。

・Tバッグすけすけのタイツでランしていたり、

 超ミニで風をきって自転車乗ってる女性などに「え!」っと思うが、

 あまりに堂々としてるので気にするこっちがおかしいのかと思いだす。
 

【若者と母親&老人との関係】

・ティーネイジャーの孫がおばあちゃんに

 腕を貸してゆっくりエスコートしている図をしばしば見る。 

・思春期と思われる息子と母親が肩を組んで歩いている図も普通に見る。

  

【見知らぬ者同士、歳の差男女の会話多し】

・工事などで作業中の男性に話しかけ、そこから延々と立ち話する高齢の女性は

 よくいる。男性も嫌がらず、色々と答えたり積極的に話している。

 お年寄りが大切にされている様子で、若い人たちもみんな真摯に対応している。

 

【今日も鳴るよクラクション】

・道がトラックでふさがっていたり、習い事のお迎え車で混雑していると、

 あちこちからクラクションが鳴りまくる。プップ!ではなく、

 ブーーブーーーーブブーーーーーーーッ!!!!という感じ。

 だが鳴らされた方も急がない。ブッブー!!!と返答。クラクションで会話。

 

【感情はその場で出す】

・男女とも手を大きく動かしながら口論しているところを見かけることがある。

 (運転中に見たのは、車を運転している女性同士が並走しながら激し口論を

 展開しているところ。でもその場だけ。ひつこく追跡したりはしない)

 

【路チュー】

・路チューは日常。堂々と恋愛を楽しんでいる若者にもだんだん慣れ、

 「人生を謳歌しているねえ!」と思える自分に。こどもたちは

 「あーあのひとたちラブしてるー」と言っていた(笑)。

 

【犬のおとしもの】

・犬を散歩させていている人多し。犬の落とし物を処理する人は何割かな・・

 小さな子を芝生で遊ばせていて、きゃー!気を付けて!ってことはよくあった。

 (パリよりはまし)

 

【タバコ】

・出勤中や仕事の合間などに路上でタバコをすい、ポイ捨てするスモーカーは多い。

 女性スモーカーが多い。

 

【ポイ捨てするけどきれい好き】

・街にゴミ箱が多い。信号のあたり、その後何メーターかおきにあるので

 タバコ以外のものは、なんでもぽい。

・窓ガラスみがきにいそしむ人をちょいちょい見かける。管理人さんだったり、

 お手伝いさんだったり。光るべきところが光る!というのが好きなひとたち。

・市から派遣されたお掃除隊が週2回くらいやってきて、

 清掃車と人海戦術で落とし物やらタバコやら落ち葉を完全一掃。

 ディズニー級だと感心する。人件費はすごそう。

 

 

だーっと羅列しましたが、どうでしょうか。

 

 

陽を浴びる。

 

のんびり歩く。

 

目が合えば互いににこっとする。

 

自分のペースを大切にし、その分他人のペースも尊重する。

 

 

なんとなく空気を感じていただけましたか?

書きながら太陽に輝くバルセロナの街角を思い出します。

 

母カフェParis☆4月の予定

パリで育児中のお母さんを応援するサロン

<母カフェParis>のともこです。

みなさまお元気でしょうか?

 

パリは2月の20度近い暖かさはなんだったのか?というくらい

3月は冷え込みが戻ってきました。

そしてまわりで体調を崩す方が激増。

 

インフルエンザ、気管支炎、溶連菌、副鼻腔炎、

はたまた頭痛、背中の痛み、めまい、、などなど

みなさん同時期にとっても苦労されていたようです涙。

 

私も珍しく副鼻腔炎のような症状で

1週間ほど体調を崩していました。

頭痛がひどいし、目の奥も痛い、鼻水はエンドレス、

全身猛烈だるかった・・・

 

病気ってなにかのサインのように思います。

特別無理した気はしていなかったんですが、

少しづつ積み重なったものが出たのかな。

 

こんなときは、無理しない。

「しなきゃ」と思われるものも

「まいっか」の精神でさようなら。

 

身体の声に耳を傾け、

デトックスデトックス。

積極的に休養し、身体も心もゆるめること。

*今回はいつもの養生をしてもなかなか思うように回復せず、

母カフェ仲間のみなさんからのFacebook上での

「私はこれで病を乗り切った!情報」がまあすばらしくて、

とっても助けられました♪治りかけに無理しないことも大事!

 

そうそう。

このデトックス週間での発見がもう一つ。

母が本格的に寝込むと、

子どもたちの動きがすばらしくて。

 

娘は冷蔵庫にあるもので適当に作るねー!とか言っちゃって、

ご飯炊いて、お肉炒めたものと、野菜のオーブン焼きを作って

弟たちに食べさせていました・・・・

嫁に出せる(笑)

 

息子たちは普段なんでも「ぱなし」。

つまり散らかし放題ですが、

こんなときは兄の号令で

いそいそと脱いだ服を洗濯機の方へもっていったり。

できるんかーい!

 

母がいないと自分で考えるんですね。

自主性が育ちます。

たまには病気もいいものです。

 

 

さてさて、来月の母カフェの日程です。

◆「おしゃべり座談会」を1回(4月18日)※満席

◆「ママのためのミニセミナー」を1回(4月12日)※満席

を実施します。

 

→→初めて参加する方は、

どうぞ「おしゃべり座談会」にお申込みください。

 

→→2回目以上の方は、

「おしゃべり座談会」または、

「ママのためのミニセミナー」にもご参加いただけます。

このミニセミナーは、Facebook非公開グループにて随時受付をしています。

※Facebookの非公開グループ「子連れ座談会カフェ☆母カフェParis」は

母カフェに参加したことがある方限定です。

 

ちなみに、今月のママセミナーのテーマは

「ママのための誕生数秘学プチセミナー」

2児のママで誕生数秘学カウンセラーの

エルアッカリまきさんが講師です♪

本当のタイトルは

「誕生日でここまで分かる!本当の自分と出会う旅♪

家族の関係性まで楽しく分かる誕生数秘学プチセミナー」

申込みされた10名のみなさーん、

どんな会になるか今から楽しみですね~♪

 

 最後に初めての方にもご参加いただける

4月の「おしゃべり座談会」の告知です。
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◆日時 4月18日(木)10時ー12時 

◆場所 パリ15区 ※詳細はお申し込み時にお伝えします。

◆対象 パリ近郊で育児中のお母さん(子連れ大歓迎)

◆定員 毎回5組限定

◆参加費 1組5ユーロ(お茶付き)

◆申込方法 初めての方はcafedesmamansinparis@gmail.comまでご連絡ください。お名前、お連れになる場合はお子さんの年齢(月齢)、携帯電話番号、どなたのご紹介か(どこでお知りになったか)を書いてお申込みくださいませ。Facebookでも同時募集しております。先着順につき、参加していただけるかどうかをそれぞれ返信いたしますね。
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パリにもちらほらある桜を愛でながら

日本の春を思い出しています。

どうぞよい春の日をお過ごしくださいね~☆彡

 

 

※母カフェってなあに?という方へ↓↓

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

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