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3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

イギリス人は絨毯がお好き1

バルセロナからロンドンへの引っ越しが決まって、

家探しに渡英し、不動産やさんと家を回って驚いたことの一つが、

イギリスが絨毯王国であること。

 

部屋一面、いや、一歩入った玄関から階段、各部屋にいたるまで

すべて敷きこんでいる家が多いことだった。

 

フローリングにラグを敷き詰めているということではない。

もう工事でもしない限り、引っぺがせないように

見事にぜーーーんぶ敷きこんであるのだ。

 

キッチンも絨毯、洗面所も風呂場も絨毯なんてこともある。

水飛んで来たら?油が跳ねたら?カビは?

そんなことは考えないのだろうか。

いや、おそらく料理をしないからこそ絨毯キッチンが可能なのか?

そうか、湯船にはつからないから跳ねないのか?

異文化との遭遇。

 

スペイン語の先生も、

「イギリスって絨毯だらけでしょ?

 もう信じられないわよね」

って言ってたっけ。

スペインは石とタイルと木だもんね。 

(絨毯じゃスペイン人の誇るモップ使えないしね)

 

欧州でも有名な絨毯好きイギリス人も、

最近では、賃貸で移民や外国人に貸し出すときのために、

リノベーションで一階部分をフローリングに改装する人も

増えているらしい。

 

我が家も第3子をロンドンで出産予定であったから、

そりゃ床を這いずり回る日も来るだろうし、

病気で嘔吐なんてことも想像がつくので、

家の条件としてフローリング、とあげておいた。

 

けれど、その瞬間、

物件が10分の1に減ってしまうのだ・・・

 

内見した家のうち全部フローリングという家は皆無。

どの家もどこかしらに絨毯が敷いてある。

1階がフローリングの家でも、2・3階は基本絨毯だった。

 

だが、不思議なことに、何軒も見ているうちに、

絨毯を毛嫌いする必要もないのかなと思えてきた。

 

内見は半分以上はまだ住んでる方がいて、

その方たちの朝食中だったり、荷造り中にお邪魔する形だったのだが、

だんだん自分の視点が絨毯か否か、ではなく、

単にその家がきれいかきれいじゃないかになってる(笑)

 

例え、その方が出て行かれるとしても、

その瞬間に見た家の心象って大きいものです。。

 

絨毯敷でもこぎれいにセンス良く暮らしている感じを見れば

なるほど足の踏み心地もよいし、

それはそれでありなんだと思えるようになり。

ただ問題は我が家がきれいに使えるかどうか。。

 

結局、

こどもの通学の便、周りの住環境など総合的に考え決めた家は

珍しいほどにフローリング部分の多い家。

 

階段部分のみが絨毯、

玄関、キッチンとお風呂は石タイル、

部屋は木、という家だった。

ちなみにオーナーは中東の人だった。

 

家族4人で人様のお宅に(まさに!)土足でズカズカと入るのは、

本当に気を使って、小雨ふるロンドンでの家探しはすっかり消耗した。

でも20軒ほどのロンドンの家庭を覗いて、

暮らしぶりや価値観を垣間見たことは興味深い経験でもあった。

 

今日のひとこと

「イギリス人は本当に絨毯がお好き」

 

このとき、私は本当の意味でイギリスのお家を分かってはいなかった。 

その後、あるイギリス人おばあちゃんのお宅にお邪魔して

その素敵さに卒倒しそうになる。

その話はまた今度。