3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

母カフェで感じる女性のパワー

こんにちは。

パリで育児中のお母さんのための座談会カフェ

「母カフェParis」を主宰しているともこです。

 

昨年10月から始めた母カフェ。

通常カフェとクリスマスのイベント含め、

のべ70名近いお母さん方にご参加いただいています。

 

夫の留学や駐在の帯同でパリに来た女性。

自分の勉強・お仕事でパリに来た女性。

結婚で渡仏した日仏カップルの女性。

 

毎回、いろいろな方にお会いしてお話を伺って、

何より私が楽しんでいます。

 

何が楽しいって、参加者みんなで、

 

「へえ!」

「ほお!」

「えーーーーっ!!!」

「わかるーーー(涙)」

「あ!そのことあとで教えてください!」

 

とかそういう共鳴する時間。

 

 

たいてい初めましてのみなさんなのに

同じ場所に住む日本人の母同士、というだけで

一気に打ち解けます。

 

 

私たち、外では、

「〇〇くん(ちゃん)のお母さん」

と呼ばれることが多いのですが、

 

母カフェではあえて「お母さん」という役割をちょっと脇に置いて、

「ご自身」になっていただけたらと、

ファーストネームのみ書いていただき、

ご自身のもともとのお仕事や今のお仕事、趣味なども伺っています。

 

 

すると、それぞれの口からさらっと語られる

みなさんの背景のバラエティ豊かなこと。 

 

「実は教師でして」

「日本では看護師だったんです」

「医者ですが今はお休みしています」

「音楽家です」

「公務員を休職中です」

「新聞記者でした」

「教育関連の仕事でバリバリ働いていました」

「ダイヤモンドの鑑定士でした」

「NGOで働いていました」

「最初は美容師としてパリに来たんです」

「管理職の駐在員として夫を連れてパリにきました」

「旅行会社で働いていました」

「外資系の秘書でした」

「テーラーアシスタントとしてメゾンで働いていました」

「世界〇か国に住んできました」

「こちらでフルタイムで働いています」

「長年の仕事を退職し渡仏したばかりです」

「フラワーアレンジメントの資格を持っています」

「自然派育児に凝っています」

「〇〇にコラム書いています」

「現地校のことなら色々教えられます」

「料理教室をしていました」

「ギャラリーのオーナーなんです」

「この子どものニット帽編んだんです(売れる!!)」

 

・・・・・などなど。

職業だけではなく、すごく癒しのパワーを感じる人、

メールの返信やコメントがセンスあふれる人、

 みんな味わい深いんです。

 

「母」という仮面の下に

なんとバラエティ豊かな女性たちが隠れていたんでしょう!

 

 

今はみーんな幼い子を持つお母さん。

でも、お母さん以外の自分も当然あるんですね。

母カフェをやっていると女性のパワーっていうんですか?

それを感じて、もうウオー!と吠えたくなります(笑)

 

全然違うはずの女性同士でも

母カフェが毎回盛り上がってしまうのは

やはり異国で育児中の母親として、

 

夫や子供とのコミュニケーションなどに悩むところ、

異国ゆえ人付き合いが限定されていてリフレッシュしたい気持ち、

状況的に今働いていないのだが、それゆえにもやもやしている気持ち、

フランス暮らしのうんざりあるある、など

 

共感ポイントがありすぎるからだろうと思います。

そして、母カフェの告知を見て参加してくださる皆さんは

「人と出会いたい」「生活に刺激が欲しい」「情報を知りたい」

と、いろいろあっても「前向きでありたい」「よりよくありたい

という方々なんですね。

 

ときに泣けるほど笑い、

ときに誰かのエピソードに拍手喝さいし、

ときにその切ない思いにうるうると涙して。

 

いわゆるママ友ともちょっと違う?

ゆるくつながっているんだけど深く話せる同志たち

そんなイメージでいます。

 

もしあなたが今どんなに大変なときでも、

それを共感しながら聞いてくれる女性たちがここにはいます。

お近くのお母さん、どうぞお話ししに来てくださいね。