3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

ママにとってキッチンは<罪悪感>の多発地帯!?

みんなに得手不得手があり、

それを多少なりとも生かしながら働いていくのが人生と思いますが、

 

女性は、なんだか結婚した瞬間から、

 

< 妻=料理をするひと >

 

というプレッシャーが襲ってきませんか?

 

 

今でも忘れないのが、

結婚することになり新居に引っ越してきたとき、

台所を見て湧いてきた感情。

 

「え・・・今日から1日3食、

一生私がつくるのか???」

 

新婚のうきうきはどこへやら~

その途方もなさに

もう心底ゾゾーーーーーー!!!!っとしっちゃったわけです。

 

 

実家では母に甘えっぱなし。

いつも料理は出てくるのが当然。

それも、汁ものあり、野菜たっぷり、おかずもボリュームありだったなあ。

お母さん、なんて偉大だったんだ・・・

 

独身時代はランチは社食。

夜は飲み会も多かったし、

1人だから出来あいを買うことも多く。

夫とも互いに働いて、一緒に飲みに行き、、と

同じようなリズムの暮らしをしていました。

 

「結婚」

 

この二文字によって、

今までのライフスタイルに妻側だけに

「毎日3食作る」って仕事がどーんと乗っけられたように感じ、

その重さったら結構なもので。

 

うちの場合、

夫は独身時代から料理する人だったから

「一緒にやればいいね」と考えればよかったのに、

当時、夫は激務だったし、

専業主婦の母親世代を見て育ったので、

自分がやらなきゃならないのだと強く思っていました。

 

料理本買って、テンションあげて買い物して、

「よい妻」演じられるのはどれくらいかな(笑)

何事も毎日って習慣になるまでとても大変です。

 

さらに、

喜んでほしい、健康でいてほしいと作ったものの、

たいしてうまくいかなかったとか、

とくに美味しいというリアクションがないとか。

(あるある)

 

自分も疲れちゃってていやいや料理するとか、

できた料理を見て、

「ああなんか品数少ない・・」とか、

「もっと彩りよくしたいのにな・・」とか、

 

でました!

一汁三菜呪縛!!!

 

 

そういう自己反省を日々繰り返していくと、

いつの間にか、キッチンが

妻として母としての<罪悪感>の場所になっちゃうんですよね。

 

もうつくづく感じました。

料理を習慣にしとくんだったって(笑)

でも料理以外にやりたいことがいっぱいあったんだよなー 

 

昔の若いお母さんたちは、

母親のとなりで、お姑さんのとなりで見よう見真似で

覚えていったのかな?

 

わたしたちの親世代は

「猛烈サラリーマン&専業主婦」という家が多く、

女性が料理するっていう環境で育ってきました。

そして今も続く核家族。

 

今のお母さんたちって、

親と一緒に料理をしてこなかった場合、

とく誰にも教えてもらうことなく、

一人で家族の健康を支える役を、

仕事しながら、

育児しながら、

やっていくことになるわけです。

 

さらに、昨今のインスタ映え料理上手?とか

雑誌に登場する家もきれいで食事も美しい出来るママ?とか。

いやー。日本のお母さんそんなの目指したら大変!

  

日々の料理を楽しめる素養のあるひとは万々歳!

でも女性も個性はいろいろで。

料理は苦手でも、他にすばらしい才能のあるひとはいっぱいいて。

だいたい毎日ってすごいことで。

 

一方で・・・

やっぱり料理は基本的な生きる力。

命をはぐくむ源でもあるよなあって。

できれば健康的で美味しい食生活を

誰でも願っていると思います。

 

 

そんなあなたに!

オーストラリア発マーシャン祥子さんによるフードセラピー

子育てを楽にするFood Therapy — HOLISTIC FOOD JOURNEY

ちょっとのぞいてみてくださいね。

 

ずぼらってワードが私みたいなタイプはバシバシきちゃって(笑)

シェフでありながら二児の母、波乱万丈の人生を歩む祥子さんが、

 

新時代の栄養バランスのこと、

食材のこと、

献立の軸のこと、

マインドのこと、

実にバランスよいオンラインプログラムをつくってくれています。

 

わたしは何ごとも偏る、固執することが苦手で、

常に自分主体で適当にバランスよくありたいタイプ。

だから正直言いますと、

自然食一辺倒!とか苦手なんです・・

でも、家族には健康でいてほしい。

 

このプログラムだと、

ゆるい食育によって知識を得ながら、

次第にじぶんに軸ができていくのが魅力です。

 

さらに、

家事育児健康まわりの各分野のスペシャリストの講座も入っているので、

料理以外のお悩みも相談できてしまうという。

わたしは参加初回で子どもとの関係について気づきをもらいました。

 

そしてFacebookの非公開コミュニティがあり、

世界中のお母さんと色々な情報や思いをシェアできます。

 

あ、私なにかを人に強く勧めることも苦手でして・・

全員に必要だとは思わないし、

自分の人生に必要なものは、自分で判断したらいいと思うのです。

 

でも、もし、これ私のことかも!?と思ったら

一度サイトを覗いてみてみてくださいね♪

レシピだけ教わるところじゃないです。

レシピのレパートリー広げたいだけなら他の先生でいいかも。

祥子さんはもっとでっかい夢のあるテケトー先生です(笑)

現在5期生のみなさんが悩みを共有しながらわいわいやっています♪

 

それと、

土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」もいいですよね。

料理へのハードルをえいっと下げてくれる素晴らしい哲学書だなって。

わたしはとってもインスパイアされました!

 

さあ、末っ子との昼ごはん用意しよっと。