3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

娘が描くママの似顔絵が気づかせてくれたこと

娘は幼い頃から絵を描くのが好きで、

時折、私の顔も描いてくれるんですが、

 

どうもお母さんに元気がないとレーダーが感知すると、

作製に入るみたいなんですね。

 

で、応援メッセージみたいなのをつけて

「はいお母さん♪」とくれたりする。

 

 

それで、初めての海外生活でスペインに渡航する直前のことですが、

お友達や親せきがうちに遊びに来て、

エールを送られたり、お別れを言うことが続いたんです。

 

当時、夫はひとりで先にスペインに渡航し、

その半年間は、4歳の娘と新生児の息子と3人暮らし。

幼稚園児と新生児の日々の世話に加えて、引っ越し準備、スペイン語の勉強と

記憶がないくらいのフル回転。精いっぱいの日々。

 

それが、渡航直前になって、

連日、色々な人が会いに来てくれて、

応援され、お別れを言われて、

スペイン行くことが急にリアルになって

ウルウルの毎日で。

 

私的には結構耐えていたんですが、

でも、最後に大好きな会社の先輩が「元気でがんばんなさいね」って

ぎゅーーっと思いきりハグしてくれたときは

一気に気がゆるんで、見送りながら号泣。。。

 

そうしたら、

娘は家に帰ってぐりぐりぐり・・・と絵を描いて。

はい♪と。

そこには、こう書いてありました。

 

 

<みんないっしょだからだいじょうぶ>

 

 

そのひらがなで書いた言葉をまるで囲んで、

まわりに家族4人の顔が描いてあって。

 

 

そうかあ。そうだよねえ!と。

 

 

いやー4歳だったのに、器が大きくて。

娘よあっぱれと感動したものです。

 

 


さて、それから随分して、欧州生活半ば、

娘がやたら絵をくれるときがあって。

 

で、絵をもらって何枚目かに気付いたんですが、

かならず私の顔の横にふきだしがあって、

<同じセリフ>を言っているんです。

 

 

それは

 

 <がんばるぞ!!>

 

  

見ると、わたしは片腕をつきあげていたり、

なんだか勇ましく、意気込んでいます。

 

実際の絵がこちら↓

 

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これいつも描く娘の絵と違って、

目が吊り上がってて。

もちろん本人に悪意はないんです。

でも、ハッとしました。

 

きっと今のわたしは、

こうやって「がんばるぞ!」って一人で意気込んで、

すごく力が入ってるんだろうって。

 

思えば、

第三子妊娠、引越し、出産、月金出張で不在の夫などいろいろあって、

平気なふりしても、実はとても疲れていて。 

 

赤ちゃんだった末っ子に癒されて、

周りの方にもたくさん助けていただいて、

よいパワーもいっぱいもらって、

ハッピーな時間もたーくさんあったんです。

 

けれど一方で、

でも日々やらなきゃいけないことはあって。

こんなお母さんでいたい、という理想もあって。

忙しすぎる夫とすれ違うことも多くなり、

実際は体も気持ちも追いつかず、ほころんで。

 

不機嫌だったり、

自分でもコントロールできないほど、

いらいらする瞬間があったり、

1人で虚しさにおそわれているときもありました 。

 

 

こどもって本当によく見てるなあって。

娘も、きっと深いところでぜーんぶ分かってて。

 

でも!ここが子どものすごいところなんですが、

ぜーーんぜん母親のことを責めてないんです。

案外大らかに受け止めたり、

自分の言動によってさらにエールを送ってくれたり。

 

( 先日、ある方から、

  子どもはだらーっと部屋で過ごすことで、

  「お母さんも、もっと力抜いてだらっとしなよ」

  ってメッセージを送っているみたいよ、

  という話を聞いて納得しちゃいました  )

 

 

娘の場合は、この時、絵で

「がんばらなくていいんだよ」って

言ってくれてたんだなあと。

今さらじんとします。

 

小さかった娘からのエールの話はこちらにも↓↓↓

(わたし娘に応援されっぱなし・・・) 

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 

 

そして、最近描いてくれる似顔絵はこちら↓

 

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画風が違うとかつっこまないでくださいね(笑)

にっこりしててうれしい♪♪

 

だって、本来のわたしは、

マイペースで、

明るくしていることが好きで、

面白いこといって笑う人だったんだから。

 

目を吊り上げて、がみがみ。

そんなキャラじゃないんです。

妖怪がとりついてたね(笑)

 

 

小さいときは家族の役に立つ調整役の

「いい子」でいようとしていたし、

主婦、母親、そういう役割に自分がなった瞬間から、

なんだかまた、

 

<主婦だから~でなければ/してはいけない>

<母親だから~しなければ/~してはいけない>

 

みたいな呪縛にかかっていたんですね。

で、理想どおりにできない自分を責める。

負のループ。

 

誰も直接わたしに言ったわけじゃないのに。

自分で思いこんでただけなんです。  

 

もう呪縛はほぼ脱ぎ捨てたれたかな~

コーチングをきっかけに、気づきが気づきをよび、

かる~い心を取り戻してきている私です。

 

どうやって?

それは話せば長くなるので

また今度~