3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

息子とのデートで分かった「母が自分のためだけにそこにいる」ということの威力

こどもが複数いると、

上の子にこそ手をかけるべきだとか、

たまには上の子どもだけとの時間も大切だ、とか

そういうことを聞く。

 

そうだよなあ、そうできたらいいよなあ、と思うのだが、

実際、日々のこどもとの生活では、

 

「いかにこども全員の生活のリズムを崩さずに、

色々なルーティンを終えられるか」

 

という価値観が第一となりがちだ。

 

だって、規則正しく生活することが

子どもの明日のご機嫌や健康状態に影響することを

母親は経験的に知っているから。

 

寝不足だとぐずる、

免疫が下がって病気をもらう、

翌日の夕方あたりには機嫌が最悪、

予定をこなすことができない、

 

それを避けるための、

明日の自分を楽にするための、今日の生活、という感じ。

 

そうなると、あれしなさい、これしない、のオンパレード。

子どもとしゃべっているようで、

頭の中では別のことを考えていたりなんてことも日常茶飯事。

 

思い返すと3人のこどもとの生活を回すことに必死で、

雑念のないフラットな心で、子どもの言葉に耳を傾けたり、

子どもの姿を見てやることが、少なかった気もする。

 

<いま、ここ>

 

に自分という存在が集中していないという状況。

 

 

<やらなきゃならないこと>

<やらせなきゃならないこと>

 

(と思われることに)意識が向かってしまう。

  

そして一日の終わりかけ、

こどもたちの仕上げ磨きが終わったときの達成感、

ベッドで寝入った時の安堵感&解放感、

そして自分も寝落ち・・・

 

朝が来て、またひー!と一日が始まる。

 

 

先日、思いがけず、6歳の長男と2人きりになる日があった。

長男・長女とも通っているインターが夏休みに入っていたが、

その日は、姉だけ日本人学校に体験入学に行っており、

そして末っ子は託児所へ。

 

あれ?今日は真ん中だけ??

 

そんな思いがけない時間。

真ん中っ子である長男と2人きりとはいつぶりだろうか。

少なくとも、末っ子が生まれてから初めてかもしれなかった。

 

朝。

末っ子を一緒に託児所まで見送り、託児所の扉を出たとたん、

息子は私の手を取って、スキップしだした。

私も末っ子と歩く時とは違った身軽さ。

 

「デートみたいだねー♪」

 

そういって、茶化すと、

まんざらでもなさそうにニマニマしている。

いやそれを通り越してウキウキしまくっている(笑)!!

ウキウキしすぎてぴょんぴょん跳ねているし、

こんなにしゃべる子だっけ?というくらいずっとしゃべっている。

 

「ちょっと涼しいね」

 

というと、

 

「僕の上着いいよ」と脱ごうとする。

 

「いやいや」と断ると

 

「いいよいいよー」とひつこい。

 

「うわ!ここ(道)は鳩のフンすごいよ」と言うと

 

「とうっ!!俺がお母さんを守る!(フンから・・)」とか。

 

とにかく浮足立っている。

 

 

生まれてから、365日、年がら年中一緒にいるのに、

2人きりってそんなにうれしいんだあ。

 

 

近くの商店街のパン屋さんでサンドイッチを選び、

息子だけに特別にチョコムースのデザートも買って、

公園のベンチに向かった。

 

「デートだからさ、水はシェアしようね」と息子。

 

なんじゃそりゃ?

まいっか。

 

チョコムースも快く分けてくれた。

 

食べ終わると、いつもはこっそりやっていることなのに、

私の前で好きなダンスを踊り出した。

自作の適当なダンス。

 

ビデオに撮ってたら、途中で息子が大笑いした時があって、

「ねえ、僕さっきなんで笑ったと思う?」

「え?わかんない」

「なんでって、おならしたんだよー♪」

 

・・・爆・・・

 

こういうたわいもない会話。

たわいもない時間。

 

でも見たことないくらい、すごくうれしそうな息子を見て、

私まですごくシンプルで幸せな気持ちになってくる。

 

その気持ちは <母である喜び> そんな言葉がぴったり。

 

 

ご飯作るとか、洋服をたたむとか、そういうことより、

 

「ただ母がそこにいて、じぶんという存在を見ていてくれる」

 

ということがものすごいこどものパワーになるんだな。

それを息子に教えてもらった気がした。

 

家だと「お母さん見て!」に、

はいはいと適当な視線を送ったりしがちだからね。

 

※ちなみに・・・

別の2人の日に私の買い物に息子をつき合わせたら、

「こんなのはデートじゃない」とものすごく不機嫌でした(+_+)

他に意識がいってるのが分かるんですね。

 

もちろん、こんなことしょっちゅうやってられない。 

でも、すごーくたまに、

ちょっと子どもが元気ないかな?

もしくは、ちょっと最近荒れているかな?

もしくは、ママ自身がこどもとうまくいってないかな?と感じるときに、 

 

この 伝家の宝刀 <2人きりデート>

 

いいと思います!!

 

母親が手ぶらで、他のことを考えず、

 じぶんだけを見ている、

 じぶんの話を聞いている、

 じぶんと一緒に楽しんでくれる、

 

そんな濃い時間だったら、

たとえ家の中だって、

15分だって、30分だっていいと思う。

 

いい時間にするためには、

母親自身が「やらなきゃならないこと」から解放されてのぞむこと。

 

こどものためと思いきや、

母親のあなた自身も癒されたり、満たされた気持ちを味わえると思います。 

 

今度は週末に男子をパパに預けて、

娘とのジョギングまたいこうっと。