3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

フランス人上司から学んだこと2

めでたく席次も決まり、

(前回の話:http://tomo-rainbow.hatenablog.com/entry/2017/06/18/032416

大人4人でいろいろな話をした。

 

今日のメニューについて。

パリ暮らしについて。

フランス人の食の指向について。

彼女の仕事について。

バカンスについて。

 

私は、ディナーのお誘いを受けていながら、

それに応えられていなかったことをお詫びしつつつ、

日本の育児環境についても話した。

 

日本では、

核家族化、長時間労働に加えて、

ベビーシッターさんや、家事ヘルパーさんを雇う文化がないこと。

 

仕事の有無にかかわらず、

家事・育児全般を母親が担っているケースが多いが、

やむを得えない用事があって

一時的に人に預けること(身内など)があったとしても、

 

まさか夫とディナーなど <じぶんの楽しみ> のために

子どもを預けるということは、まあしないんです、と。

 

うん。思えば、 

「子どもがいるから行けないな」

「そこまでして行かなくてもいいか・・」

というのが思考のベース。

「パパのいる週末に美容院だけ行かせてもらうか・・」

が精一杯だったなあ。

 

 

すると、夫の上司のHさんは、

顔をぐぐっと前に近づけ、私の目を見てこう言った。

 

「ともこ、いいかい。

 人生は短い。君は今パリにいるんだ。

 今しなければならないのはパリを楽しむことさ」

 

 

「・・・・」

 

 

 

 

 

キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

 

うっわーーーー

そ、そっかーーーー

うーーん、うん。

そうかもしれない!!

 

前では彼女もそうだそうだとうなずき、

いいこと言ったわmy love♪ とラブラブ光線を交わしている。

 

いやー。

 

母親は子どもを置いてまで息抜きしちゃいけない、

なんて誰かが言ったのだろうか。

 

夫?

母親?

子どもたち?

世間の目?

 

いやいや。

はっきりとは誰にも言われていない。

 

自分で自分に

「母親なんだから、そんなことするもんじゃない」と

言い聞かせてきたってことか。

そういうことをするのは、欲張りだし、罪なのだと。

 

単純に普段、育児を一人で背負いすぎて、

急に預けること自体が心配、ってこともあったりする。

 

 

Hさんの熱い言葉を聞いて、

私は力がみなぎって視界が開けていく感じがした。

 

「母親になっても堂々と楽しむ」

 

その権利をもらったかのような明るい気持ち。

とりあえずワクワクしてくる!

 

でもやっぱりザ日本人ママの私は、

授乳してる間はちょっとね・・とかつっこんでもみてる。

ん?でも昼ならいいかあ!

 

育児生活10年。

もっと自由に考えてもいいのかな。

そんなに自分を縛らなくていいのかな。

 

それには信頼できる人を見つけることが何より必要だ。

興奮さめやらぬまま、私たちはビストロを出た。