3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

女性の生き方

1人目出産後に痛烈に感じたこと

子どもを産んでみるまでは、 「子どもに虐待をする人はじぶんとは違うタイプの人間だ」 と心のどこかで思っていた。 そういう人は川のあちら側に住んでいて、 自分とは縁のない人たちだと。 でも一人目の妊娠・出産・育児を経験してから 考え方はまるっきり…

産院から退院するときの気持ち

一番上の娘を産んで退院する日のために 妄想していたこと。 それは、夏らしいワンピースを着て爽やかに 病院のロビーで我が子と写真におさまる光景。 出産をがんばるために、 その妄想のために、 出産直前、私は退院用のブルーのコットンワンピースを 買って…

S先生の贅沢な音楽の授業のこと

長い在宅生活で、小学生の息子の宿題を見ながら、 じぶんの小学生時代にどんな授業を受けてきたかなと思い出す時、 真っ先に思い浮かべるのが、千葉の小学校の音楽の授業だ。 その学校は、当時にしては珍しく 公立でありながら帰国子女補助クラスがあっただ…

となりのロンドン婦人5「今話したくないわ」

少しの出会いが色々なことを気づかせてくれることがある。 ロンドン時代の隣人マルシアおばあちゃんはそんな女性だった。 ある日、出かけようと玄関先に出ると、 マルシアおばあちゃんの家の前に見知らぬ車が停まった。 誰かしらと見ていると、 一人の女性が…

となりのロンドン婦人4 英国流ユーモア!?

大きなお腹の妊婦で、2歳と6歳も連れて バルセロナからやってきた私を 隣人のマルシアさんは気にかけてくれているようだった。 でも彼女はどこか凛としたところがあって、 べたべたした付き合いのしない人のようであったから 特にお茶に行き来する~という…

となりのロンドン婦人3「あやまらないで」

同じUKに勤務している友人家族を ウェールズからロンドンの自宅に迎えたある日、 我が家の裏庭ではお決まりのバーベキュー。 大人同士はビール片手におしゃべりしながら 切ったり塩ふったり焼いたりつまんだり。 子どもたちはテレビゲームで大盛り上がり。 …

となりのロンドン婦人1 引越しのごあいさつ

ロンドンに引っ越してきてすぐ、 荷物も片付かないうちに 夫と隣人へのご挨拶へいった。 引越しでのご近所への挨拶に モノを渡すのは日本流と知りつつも、 されて嫌な気持ちにはならないだろうと判断。 バルセロナで買っておいた スペイン産オリーブオイルの…

母カフェで感じる女性のパワー

こんにちは。 パリで育児中のお母さんのための座談会カフェ 「母カフェParis」を主宰しているともこです。 昨年10月から始めた母カフェ。 通常カフェとクリスマスのイベント含め、 のべ70名近いお母さん方にご参加いただいています。 夫の留学や駐在の帯…

7年前と7年後の3.11に思ったこと

2011年の3月11日の14時46分は、 3歳の長女がインフルエンザで幼稚園を休んで何日目かで、 私の大きなお腹には長男が入っていて、 私はリビングで娘を休ませつつテレビを見ていた。 揺れ始めたなと思ったら、なかなか収まらず、 ちょっと驚くよう…

ママにとってキッチンは<罪悪感>の多発地帯!?

みんなに得手不得手があり、 それを多少なりとも生かしながら働いていくのが人生と思いますが、 女性は、なんだか結婚した瞬間から、 < 妻=料理をするひと > というプレッシャーが襲ってきませんか? 今でも忘れないのが、 結婚することになり新居に引っ…

娘が描くママの似顔絵が気づかせてくれたこと

娘は幼い頃から絵を描くのが好きで、 時折、私の顔も描いてくれるんですが、 どうもお母さんに元気がないとレーダーが感知すると、 作製に入るみたいなんですね。 で、応援メッセージみたいなのをつけて 「はいお母さん♪」とくれたりする。 それで、初めての…

祖母の遺した手紙と息子の宇宙カレンダー

息子はこちらの小学校一年生。 学校で宇宙について勉強しているらしい。 宿題があるというので、 ひとまず普段ほこりをかぶっている「宇宙」の図鑑を持ってこさせた。 水金地火木土天海・・・という例の太陽系の配列を 英語で言いながらダンスしている。 私…

NYのマグを持ちたたずむパリジェンヌを見たとき思ったこと

夫の転勤でバルセロナに住むことになり、 その後、思いがけず、ロンドン、パリと 転々とすることとなった我が家。 バルセロナ、ロンドン、パリ。 へ?? どこかの旅行会社に「欧州三都物語」とかって 名づけられそうな行き先ばかりである。 名前がもつ華やか…

パリジェンヌマラソンに参加してみたら3

スタートしたらパリの石畳を走る。 普段車でしか通れない道を走るのはすこぶる気持ちがいい。 ど真ん中を走ると、景色も違って見える。 左右には並木道。 もう完全に夏は終わって、結構色づき始めている。 ああ、ロンドン時代のご近所のたっぷりの秋の落ち葉…

パリジェンヌマラソンに参加してみたら2

大会前日にゼッケンをもらいに行った時も、 エッフェル塔のふもとの大会のためのビラージュ(村)は えらい騒ぎで。 ステージ上ではサンバのリズムでダンスレッスン。 小雨の中、みんな踊りまくってました。 テントでエントリー用紙とお医者さんの診断書を渡…

パリジェンヌマラソンに参加してみたら1

先日、知人に誘われて、 パリジェンヌマラソンというものに参加しました。 距離は6.7キロと短い(!)ですが、 小さい頃から体育の授業と、運動会が苦手という 運動音痴の私としては出ると決めるのには勇気がいりました。 大学以来ろくに運動していないし…

とにかく素敵なイギリス婦人のおうちのこと

ロンドンでの家探しで、 イギリス人がいかに絨毯好きかが分かった。 (しかもwall to wallの敷き込み!) 見れば、絨毯専用掃除機も普及していて。 そういえば、掃除機のダイソンは アメリカブランドだと思っていたらイギリス発だそうで。 絨毯王国→→→ダイソ…