3児のママが見たヨーロッパ

バルセロナ・ロンドン・パリで暮らしてきた3児の母からの欧州の風便り。長年の主婦生活で抱えていたいらいら&もやもやをコーチングがきっかけで払拭。あなたはあなたのままでいい。みんなちがってみんないい。一緒に「よい母親」より「幸せな母親」になりましょう。

ママにとってキッチンは<罪悪感>の多発地帯!?

みんなに得手不得手があり、

それを多少なりとも生かしながら働いていくのが人生と思いますが、

 

女性は、なんだか結婚した瞬間から、

 

< 妻=料理をするひと >

 

というプレッシャーが襲ってきませんか?

 

 

今でも忘れないのが、

結婚することになり新居に引っ越してきたとき、

台所を見て湧いてきた感情。

 

「え・・・今日から1日3食、

一生私がつくるのか???」

 

新婚のうきうきはどこへやら~

その途方もなさに

もう心底ゾゾーーーーーー!!!!っとしっちゃったわけです。

 

 

実家では母に甘えっぱなし。

いつも料理は出てくるのが当然。

それも、汁ものあり、野菜たっぷり、おかずもボリュームありだったなあ。

お母さん、なんて偉大だったんだ・・・

 

独身時代はランチは社食。

夜は飲み会も多かったし、

1人だから出来あいを買うことも多く。

夫とも互いに働いて、一緒に飲みに行き、、と

同じようなリズムの暮らしをしていました。

 

「結婚」

 

この二文字によって、

今までのライフスタイルに妻側だけに

「毎日3食作る」って仕事がどーんと乗っけられたように感じ、

その重さったら結構なもので。

 

うちの場合、

夫は独身時代から料理する人だったから

「一緒にやればいいね」と考えればよかったのに、

当時、夫は激務だったし、

専業主婦の母親世代を見て育ったので、

自分がやらなきゃならないのだと強く思っていました。

 

料理本買って、テンションあげて買い物して、

「よい妻」演じられるのはどれくらいかな(笑)

何事も毎日って習慣になるまでとても大変です。

 

さらに、

喜んでほしい、健康でいてほしいと作ったものの、

たいしてうまくいかなかったとか、

とくに美味しいというリアクションがないとか。

(あるある)

 

自分も疲れちゃってていやいや料理するとか、

できた料理を見て、

「ああなんか品数少ない・・」とか、

「もっと彩りよくしたいのにな・・」とか、

 

でました!

一汁三菜呪縛!!!

 

 

そういう自己反省を日々繰り返していくと、

いつの間にか、キッチンが

妻として母としての<罪悪感>の場所になっちゃうんですよね。

 

もうつくづく感じました。

料理を習慣にしとくんだったって(笑)

でも料理以外にやりたいことがいっぱいあったんだよなー 

 

昔の若いお母さんたちは、

母親のとなりで、お姑さんのとなりで見よう見真似で

覚えていったのかな?

 

わたしたちの親世代は

「猛烈サラリーマン&専業主婦」という家が多く、

女性が料理するっていう環境で育ってきました。

そして今も続く核家族。

 

今のお母さんたちって、

親と一緒に料理をしてこなかった場合、

とく誰にも教えてもらうことなく、

一人で家族の健康を支える役を、

仕事しながら、

育児しながら、

やっていくことになるわけです。

 

さらに、昨今のインスタ映え料理上手?とか

雑誌に登場する家もきれいで食事も美しい出来るママ?とか。

いやー。日本のお母さんそんなの目指したら大変!

  

日々の料理を楽しめる素養のあるひとは万々歳!

でも女性も個性はいろいろで。

料理は苦手でも、他にすばらしい才能のあるひとはいっぱいいて。

だいたい毎日ってすごいことで。

 

一方で・・・

やっぱり料理は基本的な生きる力。

命をはぐくむ源でもあるよなあって。

できれば健康的で美味しい食生活を

誰でも願っていると思います。

 

 

そんなあなたに!

オーストラリア発マーシャン祥子さんによるフードセラピー

子育てを楽にするFood Therapy — HOLISTIC FOOD JOURNEY

ちょっとのぞいてみてくださいね。

 

ずぼらってワードが私みたいなタイプはバシバシきちゃって(笑)

シェフでありながら二児の母、波乱万丈の人生を歩む祥子さんが、

 

新時代の栄養バランスのこと、

食材のこと、

献立の軸のこと、

マインドのこと、

実にバランスよいオンラインプログラムをつくってくれています。

 

わたしは何ごとも偏る、固執することが苦手で、

常に自分主体で適当にバランスよくありたいタイプ。

だから正直言いますと、

自然食一辺倒!とか苦手なんです・・

でも、家族には健康でいてほしい。

 

このプログラムだと、

ゆるい食育によって知識を得ながら、

次第にじぶんに軸ができていくのが魅力です。

 

さらに、

家事育児健康まわりの各分野のスペシャリストの講座も入っているので、

料理以外のお悩みも相談できてしまうという。

わたしは参加初回で子どもとの関係について気づきをもらいました。

 

そしてFacebookの非公開コミュニティがあり、

世界中のお母さんと色々な情報や思いをシェアできます。

 

あ、私なにかを人に強く勧めることも苦手でして・・

全員に必要だとは思わないし、

自分の人生に必要なものは、自分で判断したらいいと思うのです。

 

でも、もし、これ私のことかも!?と思ったら

一度サイトを覗いてみてみてくださいね♪

レシピだけ教わるところじゃないです。

レシピのレパートリー広げたいだけなら他の先生でいいかも。

祥子さんはもっとでっかい夢のあるテケトー先生です(笑)

現在5期生のみなさんが悩みを共有しながらわいわいやっています♪

 

それと、

土井善晴さんの著書「一汁一菜でよいという提案」もいいですよね。

料理へのハードルをえいっと下げてくれる素晴らしい哲学書だなって。

わたしはとってもインスパイアされました!

 

さあ、末っ子との昼ごはん用意しよっと。

母カフェParis☆多様なお母さんが集まると・・・

パリで育児中のお母さんのための座談会カフェ、

母カフェParis

おかげさまで1月も満員御礼です。

 

先日、新年初の母カフェがありました。

とても印象的でしたので記録。

 

3度目の参加となる若いお母さん。

しばらく会っていなかった間に、

お子さんへの授乳も卒業したそうで、

以前の印象よりパワーアップしているのがすぐ分かりました。

 

それだけでもうれしいのに、

 

「ともこさんの母カフェみたいに

 自分にもなにかできないかと思って・・」

 

と、ある<夢>を語ってくれたのです。

 

1度目の参加時は、育児で疲れてます・・・という会話だったのに。

そう、育児は同じ状況がずっと続くわけではないんですね。

 

それに、彼女はパリの掲示板を見るやすぐ初回の母カフェに申し込んでくれて。

現状変えたいときは、自分のカンを頼りに、

いつもと違う行動するってすごくいい気がします。

 

違うことをすると、違う人と出会い、

人の話を聞いたり、笑ったりしているうちに、

眠っていた気持ちが出てくるってあると思うんです。 

 

母カフェまだ10回にも満たないですが、

ひとりのお母さんの変化を感じて、わくわくしてしまいました♪

 

 

 

そして、

今回の母カフェの特徴は、

メンバーの多様性。

 

渡仏歴は、3週間(ほやほや!)~20数年。

仕事歴も、現役バリバリフルタイム~音楽家かつ自由人~専業主婦。

子どもも、一人っ子~3児。

 

プロフィールだけ見たら、

話噛み合うのかな?みたいな(笑)

 

でも、これがとても楽しかった!

異なるバックグラウンドを持つ参加者のみなさんが

それぞれに寛容さを持ち合わせ、おしゃべりしたとき、

母としての共感はベースとしてありながらも、

互いの話の中に思わぬ発見があったり、

思いもよらぬ体験談に大笑いしたり。

(今思い出しても笑う・・)

それぞれのエリアから、よい情報交換ができたり。

生きる喜びなんて深い話もすこし。

 

同じ境遇のひと同士で、

共感し合い、笑い合う心地よさもたまりませんが、

今回は、ダイバーシティ(多様性)の魅力を肌で感じました。

 

日本人同士でもこんなに視点が違うんだから面白い。

居住歴長い方たちからはフランスからの風もびゅんびゅん吹いて。

 

 

日本のお母さん、もっと自由になろう!

人生を楽しもう!

 

 

そう思った会でした♪

ご参加でしたみなさんありがとうございました!

 

☆参加者の方から「母カフェはパワースポット!」というありがたいお声が。

 というわけで、パリの新名所として(笑)

 お近くの方、どうぞ気軽にご参加ください♪

娘が描くママの似顔絵が気づかせてくれたこと

娘は幼い頃から絵を描くのが好きで、

時折、私の顔も描いてくれるんですが、

 

どうもお母さんに元気がないとレーダーが感知すると、

作製に入るみたいなんですね。

 

で、応援メッセージみたいなのをつけて

「はいお母さん♪」とくれたりする。

 

 

それで、初めての海外生活でスペインに渡航する直前のことですが、

お友達や親せきがうちに遊びに来て、

エールを送られたり、お別れを言うことが続いたんです。

 

当時、夫はひとりで先にスペインに渡航し、

その半年間は、4歳の娘と新生児の息子と3人暮らし。

幼稚園児と新生児の日々の世話に加えて、引っ越し準備、スペイン語の勉強と

記憶がないくらいのフル回転。精いっぱいの日々。

 

それが、渡航直前になって、

連日、色々な人が会いに来てくれて、

応援され、お別れを言われて、

スペイン行くことが急にリアルになって

ウルウルの毎日で。

 

私的には結構耐えていたんですが、

でも、最後に大好きな会社の先輩が「元気でがんばんなさいね」って

ぎゅーーっと思いきりハグしてくれたときは

一気に気がゆるんで、見送りながら号泣。。。

 

そうしたら、

娘は家に帰ってぐりぐりぐり・・・と絵を描いて。

はい♪と。

そこには、こう書いてありました。

 

 

<みんないっしょだからだいじょうぶ>

 

 

そのひらがなで書いた言葉をまるで囲んで、

まわりに家族4人の顔が描いてあって。

 

 

そうかあ。そうだよねえ!と。

 

 

いやー4歳だったのに、器が大きくて。

娘よあっぱれと感動したものです。

 

 


さて、それから随分して、欧州生活半ば、

娘がやたら絵をくれるときがあって。

 

で、絵をもらって何枚目かに気付いたんですが、

かならず私の顔の横にふきだしがあって、

<同じセリフ>を言っているんです。

 

 

それは

 

 <がんばるぞ!!>

 

  

見ると、わたしは片腕をつきあげていたり、

なんだか勇ましく、意気込んでいます。

 

実際の絵がこちら↓

 

f:id:tomo_rainbow:20180116211741j:plain

 

 

これいつも描く娘の絵と違って、

目が吊り上がってて。

もちろん本人に悪意はないんです。

でも、ハッとしました。

 

きっと今のわたしは、

こうやって「がんばるぞ!」って一人で意気込んで、

すごく力が入ってるんだろうって。

 

思えば、

第三子妊娠、引越し、出産、月金出張で不在の夫などいろいろあって、

平気なふりしても、実はとても疲れていて。 

 

赤ちゃんだった末っ子に癒されて、

周りの方にもたくさん助けていただいて、

よいパワーもいっぱいもらって、

ハッピーな時間もたーくさんあったんです。

 

けれど一方で、

でも日々やらなきゃいけないことはあって。

こんなお母さんでいたい、という理想もあって。

忙しすぎる夫とすれ違うことも多くなり、

実際は体も気持ちも追いつかず、ほころんで。

 

不機嫌だったり、

自分でもコントロールできないほど、

いらいらする瞬間があったり、

1人で虚しさにおそわれているときもありました 。

 

 

こどもって本当によく見てるなあって。

娘も、きっと深いところでぜーんぶ分かってて。

 

でも!ここが子どものすごいところなんですが、

ぜーーんぜん母親のことを責めてないんです。

案外大らかに受け止めたり、

自分の言動によってさらにエールを送ってくれたり。

 

( 先日、ある方から、

  子どもはだらーっと部屋で過ごすことで、

  「お母さんも、もっと力抜いてだらっとしなよ」

  ってメッセージを送っているみたいよ、

  という話を聞いて納得しちゃいました  )

 

 

娘の場合は、この時、絵で

「がんばらなくていいんだよ」って

言ってくれてたんだなあと。

今さらじんとします。

 

小さかった娘からのエールの話はこちらにも↓↓↓

(わたし娘に応援されっぱなし・・・) 

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 

 

そして、最近描いてくれる似顔絵はこちら↓

 

f:id:tomo_rainbow:20180116211818j:plain

 

 

画風が違うとかつっこまないでくださいね(笑)

にっこりしててうれしい♪♪

 

だって、本来のわたしは、

マイペースで、

明るくしていることが好きで、

面白いこといって笑う人だったんだから。

 

目を吊り上げて、がみがみ。

そんなキャラじゃないんです。

妖怪がとりついてたね(笑)

 

 

小さいときは家族の役に立つ調整役の

「いい子」でいようとしていたし、

主婦、母親、そういう役割に自分がなった瞬間から、

なんだかまた、

 

<主婦だから~でなければ/してはいけない>

<母親だから~しなければ/~してはいけない>

 

みたいな呪縛にかかっていたんですね。

で、理想どおりにできない自分を責める。

負のループ。

 

誰も直接わたしに言ったわけじゃないのに。

自分で思いこんでただけなんです。  

 

もう呪縛はほぼ脱ぎ捨てたれたかな~

コーチングをきっかけに、気づきが気づきをよび、

かる~い心を取り戻してきている私です。

 

どうやって?

それは話せば長くなるので

また今度~ 

母カフェParis☆1月の予定

みなさん、

新年あけましておめでとうございます。

 

パリ在住3児の母、ともこです。

 

昨年10月から始めました

パリで育児中のお母さんのための子連れ座談会カフ

母カフェParis☆

 

母カフェってなあに?

↓↓↓ 

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 参加者からの声は?

↓↓↓

 

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

嬉しいことに毎回満員御礼です。

12月の初交流イベントも15名のお母さんたちと8名のお子さんに

ご参加いただき大盛況でした♪

 

 

 「心が軽くなった」

 「リフレッシュになった」

 

 

育児中の大変さ、異国で暮らすことの大変さが分かるから、

そんな言葉がうれしいです。

 

 

お友達づくりの場所として、

情報収集の場所として、

つかの間の息抜きの場所として、 

 

みなさんの思いのままに使ってくださいね。

そして色んな声を聞かせていただき

母カフェを一緒につくっていただけたらうれしいです。

 

 

今年はじまる新しい取り組みをひとつご紹介。

来てくださったお母さんの声がきっかけで、

絵本の貸し出しを始めることにしました。

 

その名も、  

 

 

母カフェ文庫☆

 

 

異国育児では自分の子どもの月齢、年齢にあった絵本を

入手するのが大変ですよね。

周りのお母さんたちに寄贈していただいた絵本。

ぜひ手に取ってみてくださいね。

(絵本の寄贈も随時受け付けております)

 

 

では、遅くなりましたが、

1月の母カフェ日程をお知らせします。

 

----------------------------------

 

◆日時

1月19日(金)10:00-12:00

1月30日(火)10:00-12:00

 

◆場所

パリ15区 ※詳細はお申し込み後お伝えします。 

 

◆対象

パリ在住の乳幼児~小学生以下のお子さんをお持ちのお母さん(お子さん連れ可)。妊婦さん。

 

◆参加費 

一律3ユーロ(お茶代として)

 

◆持ち物

お子さん連れの場合は、いつものお出かけセット

 

◆お申し込み方法

cafedesmamansinparis@gmail.com

にお名前、お子さん連れの場合は月齢、連絡先電話番号、メールアドレス、そしてできればどなたからの紹介でお知りになったかお書きになってお申込みください。先着順ですので、参加可否を返信させていただきます。

※二回目以上の方はお名前だけで大丈夫です。

 

-------------------------------------------------- 

 

2018年が皆さんにとって明るいものとなりますように!

今年もよろしくお願いいたします☆

こどものやさしさにハッとするとき

こどもって本当にやさしい。

 

我々親は、普段子どもに

自分の機嫌でこどもを必要以上に怒ってしまったり、

余裕がなくて話を聞いてやれなかったり、

そんなことばかり。

 

一方、小さなこどもたちは、 

普段、よく兄弟喧嘩している子も、

普段、言うことをなかなか聞かない子も、

 

いざ親にピンチがおそいかかったとき、

 

親のように

「どうしてこんなことになったの!?」

と問い詰めたりはしない。

 

ただ純粋に心配して

「だいじょうぶ?」

と声をかけてくれる。

 

 

そう。

 

例えば、子どもがお醤油差しを割ってしまったら

多くの親はきっと「えー!!」とか

「なにやってんの!!」とか

「よく見なさい!」とか言うだろう。

 

でも、小さい子どもたちは違う。

親が同じことをして「ひゃ!」と声をあげたとき、

追い打ちをかけるように、

「なにやってるの?!」とか

「だめじゃん!」とかは言わない。

 

まず「ママ(パパ)だいじょうぶ?」とか

「痛いの?」とか言うのだ。

 

もしくは、ただ「割れちゃったねえ」と

共感してくれる。

 

 

相手を思う気持ちを素直に表現できる子どもたち。

「怪我ない?」の前に「なにしてんの!」という親たち。。

 

反省。。。

 

子どもの素直な言葉がけにハッとさせられるときがあります。

子どもの愛はでっかいです。

母カフェParis☆12月の予定

こんばんは。

パリ在住3児の母、ともこです。

 

10月から始めました

パリで育児中のお母さんが集まる座談会カフェ<母カフェParis>

 

おかげさまで毎回満員御礼です!

その都度集まるメンバーによって話題も変わり、

どの回も味わい深い回となっています。

 

実は11月は我が子の発熱により1回開催できない日がありました。

ご予約くださったみなさん申し訳ありませんでした・・・

そして温かいお言葉に感謝。

1月に優先的にご案内する予定です。

 

 

ところで、

母カフェでどのように話しているかと言うと、

毎回まずネームプレートを書いていただくのです。

そして、それを使って自己紹介しているだけなのです。

 

が、これまで計4回の母カフェで、同じような回は2つとありません。

それぞれカラーがありましたので、どんな話題が中心だったかご紹介しますね。

 

第1回 夫とのコミュニケーション

第2回 パリの日仏育児情報

第3回 キャリア女性が専業主婦になったとき

第4回 扱いの難しい(と感じる)子どもとのコミュニケーション

 

こんな感じです。

どうでしょう?

一緒に話してみたくなりませんか?^^

 

話していると自分の考えていることが整理できたり、

他の人の経験を聞いて、ヒントをもらえたり、笑えたり。

 

しゃべること、そして耳を傾けること。

シンプルなこの2つがとってもいいなって思います。

 

ご興味ある方に日程をご紹介したいのですが、

12月は、通常の母カフェはお休みいたします

 

最近猛烈に冷え込んでいるパリ。

各種ウイルスも流行っており、

我が家も今週、末っ子と私が嘔吐・腹痛となぞの関節痛にやられました。

そして師走は先生のみならず、母も走る。

学校・幼稚園イベントなど大忙しですので。。。

ご了承くださいませ。

 

ただ一つだけビッグイベントが!

これまでお申込みくださったお母さん方を対象に

 

<母カフェParis☆クリスマス交流会>

 

を実施します♪♪

 

素敵なフィンガーフードのケータリングもオーダーし、

わいわいと育児に奮闘するお母さんたちで盛り上がりたいと思います!

内容も母カフェっぽい感じに企画してみる予定です。

すでにエントリーくださった皆さま、お楽しみに~♪

 

年明けからまた母カフェ通常営業いたします

またブログでも日程紹介させてくださいね。

来年も、新しい方にお会いできるのを楽しみにしています。

 

ではみなさま元気に師走を乗り切れますように!

祖母の遺した手紙と息子の宇宙カレンダー

息子はこちらの小学校一年生。

学校で宇宙について勉強しているらしい。

宿題があるというので、

ひとまず普段ほこりをかぶっている「宇宙」の図鑑を持ってこさせた。

 

水金地火木土天海・・・という例の太陽系の配列を

英語で言いながらダンスしている。

 

私は以前たまたまこの図鑑を開いて、

びっくり仰天した「あのこと」をもう一度読みたくなり、

『宇宙の歴史』というページを開いた。

こう書いてある。 

 

 

 

「『宇宙カレンダー』※

 

 宇宙の誕生を 1月1日 午前0時としたとき、

 

 太陽系の誕生が 8月31日ごろ、

 

 生命の誕生が 9月21日ごろ、

 

 恐竜の絶滅が 12月30日午前6時26分ごろ

 

 人類の誕生は 12月31日午後11時52分ごろ

 

 

 

 

 

 

 

!!!!!!!!

 

 

 

 

 

人類おーーーーっそ!!!

 

 

 

 

 

現在=大みそかの年越しの瞬間としたときに、

人類誕生は8分前・・・

 

 

歴史って長いと思っていたのに

卑弥呼も紫式部も真田幸村も

カエサルもマリーアントワネットもマッカーサーも

あなたもわたしも

宇宙からしたらこれぜーんぶたった8分間以内の出来事なんだ・・・・

(いやそれも現代人の歴史なんてほぼ23時59分の出来事らしい) 

 

 

 

私たちって刹那です・・・・

 

 

 

 

でも、刹那だけど、決して薄っぺらいわけじゃない。

この宇宙から見たらごくわずかな瞬間に、 

途方もない数の先人たちが、

それぞれの時代を懸命に生きのびて、

短い人生の中で出会った人との間に子どもが生まれて、

つながってつながってつながって

今の人たちにバトンが回ってきた。

 

刹那だけど、その8分てどんなけ。

でも宇宙からしたらたった8分か。

いやーちっぽけな存在。

うん。でも偶然ともいえることも含めて

何かが違っていたら

全てが違っていたし、違っていくわけで。

 

今存在していることってほんとうに奇跡。

同じ時代に、家族として、友人として、出会ったことも奇跡。

 

 

などと思いつつ、

次の瞬間、

 

 

 

はい!もうゲームやめなさーい!!

 

 

 

と叫ぶ、現実を生きるわたし。

これが生活( 一一)

 

 

 

でもなんか

子どもの図鑑でちょっと宇宙旅行したような

新しい視座をもらったような気分。

 

 

 

で、さらに思い出したのが、

3年前に97歳で亡くなった祖母の遺した手紙だ。

「遺言」と題して祖母が92歳の時に書いたみんなへの感謝の手紙。

母がコピーしてくれたのをちょうど今日、片づけしながら見つけたのだった。 

 

いつも読んでびっくりするのが、

冒頭にこう書かれていたことだ。

 

 

「数ある天体の中でも生存の出来る地球の上に生れ、

 最も気候の良い日本に生れ、

 その中でも住み易い兵庫県で生活出来た事は非常に幸せな事でした」

 

 

え!

おばあちゃんってこんな風にものを見る人だったんだ。

人生を振り返るときに宇宙から入るってすごいな。

 

そしてこうも書いてある。

 

 

「日本に生れた事を喜びながら生きてください」

 

 

おばあちゃんは

その年代の人がみなそうであるように戦争も経験し、

苦しい貧しい時代も経験した。 

 

戦後、家業の商売を軌道に乗せ、

さらに年老いて店じまいしてからは

おじいちゃんとよく老人クラブの団体ツアーで海外旅行に行っていた。

祖母は英語が好きかつ得意で結婚前は商社で働いていたこともあるらしい。

小さいころ夏休みに遊びに行くと、

ヨーロッパやアフリカやアジアへ旅行したセピアがかったアルバムを見せてくれたっけ。 和菓子より洋菓子を好む祖母だった。

 

でもそうやって世界も見たけれど、

やはり日本だよってとても誇りを持っていたんだなあ。

祖母の考えていたことは生前の会話ではあまり分からないことだった。

 

手紙には他にも

皆様に助けられ楽しい人生を終えることができます、ということと

孫7人とひ孫7人がみな賢い子でご先祖様に感謝しているということも書かれていた。

 

そして、

法事を簡素にしてほしいということと、

最後にこう書かいてある。

 

 

「すべての物に感謝を忘れずに生きて下さい さようなら」

 

 

 

祖母はつらいことも大変なこともあっただろうに

それを一ミリも見せないひとだった。

姿勢が良くて品があって控えめで、

でもおしゃれが好きでつねに向学心のある人だった。

 

そんなことを思い出していたら、

小学生のころにタイムスリップ。

大きな家ではないけれど、

おじいちゃんが庭にホースで夏に水を豪快に撒いていた姿や、

これまた豪快なくしゃみ、

おばあちゃんがふかふかの座布団を並べてくれて、

夏らしいガラスの器に冷たい美味しい麦茶を入れてくれたこととか、

いつも「はあ、おかげさまで。ありがたいことです」とにこにこしていたこととか、

わたしが可笑しなことを言うと

「はっはっは!」と目を細めて手を口にもっていって笑うさまとか

小さかった頃の夏の帰省のひとときの光景が

断片的だけれど鮮明に思い出される。

なんだか体によさそうなものがいっぱい出てくる台所。 

じぶんの家と違って寒くてあまり行きたくないトイレ。

そこにかけてあった日めくりカレンダー。

弟と夜、障子で影絵をしたこと。

サウンドオブミュージックのVHSを見せてもらってすっかり魅せられたこと。

とまらない思い出。

 

 

ささやかなふつうの暮らしって

なんていとおしいものなんだろう。

  

 

祖母の遺した手紙を読んで、

宇宙カレンダーを読んで、

 

今置かれた場所に、身近なひとに、

感謝する、ということを

丁寧に生活する、ということを

もう一度意識してみようと思うパリの夜です。

 

 

※出典:小学館の図鑑NEO「宇宙」2012年版 

母カフェParis☆11月の予定

こんにちは!

パリ在住3児の母、

母カフェParis☆のともこです。

 

お待たせしました。

11月の母カフェ☆日程をご紹介します。

先着順となりますので、お申込みメールをお待ちしていますね。

 

母カフェってなに??はこちら↓↓

 

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 

10月の参加した方からのご感想はこちら↓↓

tomo-rainbow.hatenablog.com

 

 

試行錯誤の母カフェ。

今月からの変更点が2つあります。

 

1つ目は、対象者について。

お子さんを託児所や幼稚園に預けていて、

当日子連れでない場合でも参加OKにしました。

お母さんだけでもおしゃべりや情報交換を楽しみましょう。

 

2つ目は、参加費。

参加費1ユーロでは申し訳ないと手土産をご持参される方が多く、

また、お子さんが遊んで寛げたり、おむつ替えできるのも有難いので

手ぶらで気軽に行けるように値上げしてほしいというお話がありました。

今月から3ユーロにしていますことご了承ください。

 

では改めまして以下詳細です。

 

 

◆対象

パリ近郊で乳幼児・未就学児(幼稚園児)を育児中のお母さんとそのお子さん。お母さんのみも可。または妊婦さん。

 

◆場所

パリ15区
※詳細はお問い合わせ時にメールにてご連絡

 
◆日時

11月9日(木)10:00-12:00
11月17日(金)10:00-12:00
11月28日(火)10:00-12:00


◆定員

各回5組

 

◆参加費

3ユーロ

※お茶菓子の差し入れは必要ありませんので手ぶらでどうぞ♪

 

◆持ち物

いつものお子さんとのお出かけセット(お子さんの飲食物含む)

 

◆申し込み方法

cafedesmamansinparis@gmail.com まで
ご自分のお名前、お子さんのお名前と年齢、パリ在住歴、
携帯電話番号、もし分かればどなたからのご紹介かを書いたメールをお送りください。(2回目以降の方は、ご希望日時のみで大丈夫です)
定員になり次第締め切らせていただきますね。